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体型の維持~リバウンド対策~

ダイエット成功後もリバウンドが怖くて食事を元に戻せないというのはよくあるお悩みの一つかと思います。

本日は、ダイエット終了後の食事の戻し方やその後の食事について気を付けることについて話していきたいと思います。


1. カロリーコントロール


◆ポイント◆
・カロリーコントロール
・気を付けたい食材

ダイエット終了後には、まずダイエット前と自分の身体がどのように変化したのかを数値で把握することが大切です。

具体的には、以下の4つの数値の変化をみるようにしましょう。

①体重
②体脂肪率
③筋肉量
④基礎代謝

一般的にダイエットの成功というと、「目標の体重まで落ちた」ということが多いかと思います。

体重というのは、体脂肪・筋肉・骨格・その他体組織の質量の総量であり、体脂肪が大きく減った場合と筋肉が大きく減った場合とでその評価はかなり変わってきます

減少した体重のうち、そのほとんどが体脂肪の場合は基礎代謝がダイエット前とあまり変わっていないため、減量前と食べても太らない量というのはそこまで変わりません。

しかし、減少した体重のうち、筋肉の量が大きく減ってしまった場合は基礎代謝がダイエット前と比べて減少していることが考えられるので、ダイエット前よりも太りやすい体質に変化していることが多いです。

ダイエット終了後は、減量後の基礎代謝から算出したメンテナンスカロリーを意識して食事をすることが大切です。

PFCバランスについては、そこまで細かく考えなくてもよいと考えられます。

毎食お茶碗1杯の白米を食べたいのであれば、その分のカロリーを含めたカロリーコントロールができていればリバウンドすることはありません。

2. 気をつけたい食材


カロリーコントロールができていても、気を付けたい食材をいくつか紹介していきます。

-砂糖-

上白糖に代表される糖類は、炭水化物以外の栄養素を含まず、また過剰摂取により血糖値を急激にあげ、中性脂肪が増えてしまう原因になりやすいです。

また、砂糖の甘味には中毒性があり過剰摂取になりやすいため、リバウンド予防のためには控えたい栄養素になっています。

炭水化物は、米類や芋類などの比較的血糖値の上がりにくいものを中心に摂るようにするとよいでしょう。

-アルコール-

アルコールの摂取は、肝機能を低下させ、脂質やタンパク質の代謝が悪くなってしまいます

アルコールを摂取するとコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、筋肉を増やすためのテストステロンというホルモンの分泌が抑制されたり、脂肪の分解が抑制されてしまいます。

アルコールの摂取は、適量にとどめ、なるべく摂りすぎないようにしましょう。

-飽和脂肪酸とトランス脂肪酸-

脂質の中には、血流を悪化させて動脈硬化のリスクを高めたり、活性酸素を発生させて老化を促進したりするものがあります。

飽和脂肪酸は、主に固形状態で存在している脂質のことで、バターやラードなどがこれにあたります。

トランス脂肪酸は、マーガリンやスナック菓子に含まれる人工的な油で、エネルギー変換効率が悪いといわれています。

これらの脂質に気を付けて良質な脂質を摂ることでリバウンドの防止やホルモンバランスを保つことができます。

3.まとめ


ダイエット終了後は、カロリーコントロールに注意しつつ、カラダに良いものを摂取するように心がけましょう。

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