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イスラムの世界で出会った日本人。

第146回(2024年2月14日...Happy Valentine♡)。
本日は、Graphologist(グラフォロジスト)のtaka(藤原 厳夫)さんからバトンを受け取り、投稿させていただきます、B.Wave です。

日本との時差、マイナス6時間の場所に位置する中東・"カタール"からお届けいたします。
...きっと、「カタール⁈」とGoogleマップに助けを求めたかたも多いのではないでしょうか...。(私も検索しました)

カタールは人口約300万人、面積11,427㎢(秋田県よりやや狭い面積)、イスラム教を国教とする国です。
直近ではサッカーのアジアカップ、今はちょうど水泳世界選手権やテニスの国際大会が開催されており、スポーツに限らず国際的なイベントの誘致に力を入れているようです。

私は夫の海外赴任に伴い、2023年4月にこちらでの生活をスタートし、もうすぐで1年が経とうとしています。

私のキャリアにはいつも・・・

こちらに到着した当初、未知の世界だったカタールに、"こんなにも人がいた..."と驚いたことを思い出します。
カタールに住む"カタール人"の割合はわずか2割ほど。残りの8割は他国からの移民のようです。
理由は違えど、母国ではないこの地で8割のかたがそれぞれのキャリアを歩んでいます。そして、その8割の中には、もちろん日本人の方々も。

私はこの1年、カタールの地で自分の"やりたい!やってみたい!"を叶え続けてきました。その話を皆様にお届けしたい・・・と思って記事を書き始めたのですが、もっと紹介したいことがあることに気づきました。

それはカタールで新しいキャリアを歩み続ける日本人の皆さんです。

1年間の自分のキャリアを振り返ったとき、いつも近くには同じカタールでキャリアを築くたくさんの日本人がいたことを再認識し、そして自分のキャリアにとって、とてもとても大切な存在だったことに気づきました。

カタールで新たなキャリアを歩み続ける日本人

★海外赴任を希望し、カタールという場所で職場での学びを深めるかた
★ご自身が着付けを習われた経験をもとに、今度は着付けを教える立場としてのキャリアを歩み始めたかた。
★長年にわたる旦那さんの海外赴任の帯同期間に茶道を習い、その経験を生かしてサークルのように気軽に楽しめる茶道教室を始められたかた。
★子どもの進学とともにご自身に時間ができ、華道の師範としてのキャリアを再スタートさせたかた。
★まだ0歳のお子さんを育てながら、でも自分のやりたい!の気持ちを大切に新しいことに一歩を踏み出したかた。
★英語のスキルを生かして、通訳として活動の場を広げられたかた。
★人との繋がりを増やそうと様々な習い事に積極的に参加するかた。
★日本とは全く異なる生活環境・教育環境・人間関係の中で子育てをするかた。

紹介すればきりがないくらい、本当にたくさんのかたが日本を離れて自分のキャリアを歩んでいます。
テレビで、ネットで、様々なツールで、海外で活躍する日本人がいることは知っていたはずなのに。自分が外に出て、そんな方々と話をして、一緒にワクワクして。今、同じ土地で同じように生活する仲間として、皆さんの経験すべて、とてもキラキラして見えます。
そして、一人ひとりのそのキャリアが実は私の新しいキャリアへのきっかけをくださっています。

新たなキャリアを歩んでいるのは大人だけではなく・・・

カタールにも、日本を離れて暮らす子どもたちがいます。
思い通りにいかないこと、日本のほうがよかったと感じることが、きっとあります。
それでもこの環境で何ができるか、何をしたいかを考え、自分のものにしていく姿、そしていろんな感情を知り、変化に対応し続ける子どもたちは本当に頼もしく、そして羨ましくもあります。
意識していないかもしれないけれど、日本を離れて外の世界を見た子どもたちには、若くしてプロティアンの力が芽生え始めているのだと感じます。

私は今、そんな子どもたちの成長も近くで見ることができる環境にいます。
子どもたちを応援するとともに、その子どもたちといい影響を与え合えるような関係でありたいと願います。

誰かのキャリアに支えられて。

この1年、国内外問わず、たくさんのかたのキャリアに支えられて、自分のキャリアを歩ませていただきました。

一人ひとりのキャリアがご縁あって絡み合い、そしてまた次のご縁を繋いでいく。

まだまだ続くカタール生活。
まだまだたくさんのプロティアンな日本人に出会い、ワクワクを共有したいと願うとともに、プロティアンな海外の方々との繋がりもいつかご紹介できたらな…と思います。

世界は広かった。カタールに来て、心からそう思います。
でも、私の見ている世界もまだ本当に本当に本当に世界の一部分。
すべてを見ることはもちろんできないけれど、皆さんと一緒に、今、見える世界を少しでも増やし、自分のキャリアを広げていこうと思います。

次回の投稿は渥美敬之さんです。お楽しみに!!

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