空間の価値を考えたことがありますか?
浜松市整理収納アドバイザーの松崎陽子です。
人は、空間よりもモノの価値を考えるものです。
例えば、高かったコートやジュエリーは当然価値あるものなので、簡単に手放すことは難しいですが、消耗品であるインナーやタオル、ハンカチもなぜか捨てることができずにいる方が多いです。
衣類も、クローゼットいっぱいに、あるいはすでにはみ出ている状態でも、捨てることができない。
その場合、価値がどこにあるのかを考えたことがありますか?
モノと同じぐらい空間にも価値を感じてほしい。
価値ある空間とは、空間そのものが生かされている状態です。
モノで溢れ、暮らしがままならない状態ではありません。
いつか着るかもしれない、今は着ていないけど捨てることは勿体無い。
冷静に考えて見てほしいのは、必要ではないモノを貴重な空間に置いておくほうが、よほど勿体無いということです。
その空間にも毎月住宅ローンや賃貸料がかかっているわけですから、服を捨てることが勿体無いなど言ってられないのです。
例えば、ホテルなどに宿泊する際、一泊どれぐらいの料金がかかるでしょうか?
安くても6,000円以上はするところが多いです。
アメニティグッズやその他清掃作業も含まれているとはいえ、空間そのものに料金代も含まれているわけで。
心地よい空間をレンタルしているのと同じなのです。
もし、我が家がホテルのような心地よい空間を常に維持できたら。
空間というスペースに対して、自分が維持管理できる量さえ保てば、それは可能です。
モノの価値と空間の価値、そしてそれは時間の価値にも繋がる行為です。
つい、目の前のモノの価値に意識が向きがちですが、少し引いた目で家の中をみて見て欲しいのです。
ごちゃついた空間と爽やかな風が流れる心地よい空間、どちらに価値を感じますか?
モノの要不要する判断は、心が辛い決断を何度も繰り返します。
でも、振り向いた時、ストレスのない空間が広がっていることを想像してみてください。
それは、心の穏やかさを取り戻すかのような心境にも似ています。
ぜひ、空間にフォーカスして片づけを進めてみてください。
その際、家中をスマホで撮影し、客観視してみることをお勧めします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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第1話 片づけることに限界を感じていた日々
第2話 「助けてください!」の言葉と共に前に進む決意
第3話 これで最初の一歩が踏み出せたと楽しみに変わった家の片づけ
第4話 これじゃ片づかない訳だ・・我が家のラスボスは●●だった
第5話 怖くてどうしても超えられない片づけの壁
第6話 導線が整うことで地味なストレスがなくなり楽しくなってきた!
第7話 あの日の「助けて!」が、私と家族の人生を変えたすべての女性にお届けしたい
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