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デザイン事務所 開店します

こんにちは、はじめまして。はたらきアリ出版のはちみつちひろです。
暑い日が続きますが、お元気でしょうか。こちらは先程、作り置きの春巻きを昼食にいただいたところです。けぷ。はたらきアリ出版は2021年4月に立ち上げて今年で3年目、といってもずっと会社員の副業というか趣味みたいにやっていて、開業したのは先々月ですから気持ちの上では一年目。もともと出版とは縁のない業界の会社員でしたので、どの方向にもわからないことだらけ、毎回告白をするような緊張で書店営業に伺っています。

会社員を辞めたのは昨年の10月、それから8ヶ月の無職期間を経て開業したわけですが、会社を辞めた理由は、出版業をやりたいから、ではありませんでした。出版活動は、もちろん今後も続ける所存ではありますが、すでに刊行した本を売りつづけて、新しいのは、本当に作りたいのを時が満ちた時に作れれば良いと思っています。私は、デザインがやりたくて会社を辞めました。

今、ししおどしの音が聞こえた気がします。
読んでくださっている方にも聞こえたでしょうか。
私は、自分がデザインを本当にやりたいと思っていることに、照れがあります。「私のような天才が、今から」と思ってしまいます。そうなのです。小さい頃から手芸とか絵を描いたりだとか、何か物を作るのが好きで、今でも好きで、出来上がるまでは作りかけのものがいいと思えなくて、でもそれもあれもこれも全部含めて好きなのです。何か物を作ることが。そしてなかなか良いものを作ってしまうのです。前職はデザインとも縁遠い業界でした。楽しくやっていました。ある日、職場で一人作業していた時に「もうここではない」と自分の中だけで明らかになり、それから少しの間うじうじと悩んだあと、退職を決めました。時が満ちた、というやつです。スピリチュアルのたぐいとは距離を置きたいと常々思っている(でもしいたけ占いは大好きです!)のですが、でもこう、人生には、扉がパカっと開いて進むしかない、みたいなことがまま起こります。

そしてオープンします。

小さなデザイン事務所 小月デザイン

無職の8ヶ月の間に、詩の投稿サイト“現代詩歌のplatform suiu”を作りながらこちらも準備していたのですが、どういうふうにしよう、どういうつもりでやっていこうと考えていたら、あっという間に今になりました。あの、何かやりたいと思った時、やったことはないけどやってみる時って、たくさんの選択肢はあるんだろうけど見えなくて、ぼんやりと思い描いた姿を目指して、取って付けて捨ててを繰り返して、進んでいくではないですか。それは、夜道を月の明かりを頼りに歩いていくのと似ているな、そうして行く人の、おともがしたいなと思って、この名前にしました。小月でサツキと読みます。友人のお嬢さんのお名前を借りました。サツキデザインです。

おおむね一件33,000円でお受けします。


本の装丁も、表紙等のデザインと本文組版(レイアウトのことです)を合わせて、ページ数に関わらず33,000円です。ポスターやフライヤーも、サイズや両面、カラーなど関係なく、33,000円です。名刺は5,500円です。そのほかはお問い合わせください。

デザインの相場からすれば、安すぎる価格設定ではあるのですが、会社員の頃は相場なんてものは知らず「これくらいでやってくれたらいいのに」と思っていたので、それをやってみることにしました。ただ、値段相応の仕事はいたしません。30万円、300万円の仕事をします。少なくとも、そういう気持ちでいます。絶対にいいものを作ります。絶対なんてこの世にないというのはごもっともですが、いいものを作る、絶対に作る、そう思わずして何故やれるんだ、と心の中のMOROHAがマイクを斜めにして歌っています。絶対にいいものを作ります。ご依頼・ご相談、お待ちしています。

100人を区切りにしようと思っているのです。


「なんでも100回はやらないとね」
友人の言葉に心から頷きました。
納得いくまで絞るように何かを作ろうするとどうしても時間を要するので、一件33,000円では難しくなる時が来るかもしれません。だけど、ここから始たいので、100人を区切りとすることにしました。件数ではなく、人数カウントです。一人一件で100人ではなく、一人が何件ご依頼くださっても、一人カウント(あたりまえだ)。100人のかたにしっかり関わって、よろこんでいただけるデザインをする。そうして、それから次のことを考えようと思っています。

ああ、ご依頼、来るかなぁ。
正確には、すでに友人のつてで一件ご依頼いただいて完遂したので、あと99人なのですが、ああ、やっていけるかなぁ。こっちだと思うんです。私のやることは。作るもので、人をよろこばせることができる。だからこれをやる。ここから始める。


繰り返しになりますが、ご依頼・ご相談、お待ちしています!


詩の投稿サイト、suiuもよろしくお願いします。

新刊の文藝蟻酸もよろしくお願いします!!


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