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Burn Myself Magazine vol.2



4月末にあった静岡のライブが終わってこの前だしたBurn Myself Magazineの2号について書こうと思っていたんだけど、生活に追われてなかなか書く事も音楽も思うように出来なかった。ここにきて先輩達が徐々に活動しなくなってく理由がようやく分かった気がする。

おそらく誰でもこれから訪れる事で出産、育児、親の介護、病気、怪我、老化、気力低下、仕事における責任etc、、、
今調子が良くても歳を重ねると数年後には必ず訪れる。
でも追われる日々のなか、あまり良くない状況でこそ何がやれるか、何が言えるかだと思っていて、調子良い時に威勢の良い事を言うのは簡単で、そんな状況でも共存しつつ抵抗しつつ、音楽や創作をして発信し続けていくのが自分の中のテーマだ。

とは言っても生活に追われるなか、何もしてない訳じゃなくて次のリリースや次のLive(9/23)の準備、次のZine vol.3の準備も難航していますが文字起こししています。


Burn Myself Magazine vol.2について


タイトルの本題に戻って今ままでも散々書いてるこのzineについて書いていく。
セルフレビュー、説明、みたいな感じです。

まずこのzineのテーマでもあるんだけど
“SNSから言葉を取り戻す”って大袈裟だけど思って書いてる。
(本音を言えばもっと早いスパンで作りたいが。)

勿論数年前はかなり利用させてもらったが現在はどこかでSNSに違和感を感じてる。

当たり前のようになってるSNSを中心の在り方、
右に倣えで、知らないうちに誘導される。
こうだからこうだよね。動画は分かりやすく貼る、引きのある言葉で言い切り、注目集める、バズらせる。etc,,,
誰でも発信出来て広める事が出来て便利だし良いとは思いつつ、バズる為の分かりやすい、インパクトのある動画や言い切る引きのある言葉に最近はある種の疑問も抱いてる。
なんでSNSに合わせなきゃいけないんだとも思うし、(とは言いつつSNSでこれも発信してる矛盾も感じてはいる)なんでバズる為にやって全方向に向けなきゃいけないんだとも。
それよりも興味ある、好きなヤツに繋がる糸電話だったり、同じ町内(日本全国)の回覧板みたいにしたいなと思ってる。

あと前から思ってるがなんで140字に合わせなきゃいけないんだとも思ってるし(今は制限ないが)、なんで自分のこめれた言葉を保管されないで次々トイレに流さなきゃいけないって思ってる。

要は後になって、跡になるような事がしたい。
残るような事がしたくてzineを書いてる。
それに簡単になっていく世の中の流れに対するアンチテーゼでわざわざ紙で発行してる。
あとSNSから溢れ落ちたり、写らない、自分が知りたい偏った事を書いています。


あとこのzineは毎回リリースと絡めているんだけど、単体でも毎月は出せないけど出来るだけ出したいと思って今現在vol.3準備中です。
自分はそこまでゆとりがあるわけじゃないから無料には出来ないんだけど、一部webで無料にしてるのもあるこで読んでみて下さい。


Further Platonic
レーベルの始まりと静岡のシーン

まずはFurther Platonic芹澤さんのインタビューで、縁あって静岡に去年から一年住んでそのタイミングで斎藤君経由で知り合ったインタビューです。
自分が地元札幌と東京以外に住んで感じた事でもありFurther Platonic、静岡三島、バンドの事を話してもらった。
今色々な人にインタビューしていてもどこのローカルでも起きてる現象だと思うので是非読んで欲しい。

※前半読めます。

Nobody Celebrates My Birthday
札幌の音楽シーン

これも自分の地元の札幌について知りたく前に参加していたバンドで知り合ったNobody〜にインタビューした。札幌の90年代のバンドシーンとか語られがちだけど、ここ数年の話とかの空気感だったり、なんとなく伝わればいいなと思ってる。
自分は地元が札幌で東京と去年一年静岡に住んでいたんだけど、一概にはいえないが札幌は全国的に見ても都会でまだ元気のある街でまだ音楽に近い街なのかなと思う。

ミウラレオ
by Nobody Celebrates My Birthday
機材紹介


Nobody〜のミウラさんのギターサウンドが個人的に凄い格好良いぜ!って思っていてインスタライブで機材の話をしたり、スウェーデンのデスメタルや音作りの話をしていたのでBoss HM-2の機材について語ってもらった。
彼のレコメンドもあり自分もHM-2を購入した。

海外バンド招致/リリース
by yOshi(killie,envy,this time〜)


去年まで高円寺でやっていたBridge Guitarsで知り合ったyOshiさんの海外のバンドのリリースや招致についてのインタビュー。
上の世代の影響力のある人達は音楽の他にも、行動力があって周りを巻き込みながら大きくしていってるように感じていて細かい事を聞いてみたくてインタビューした。

地方vs東京
by 3LA


これをスタートさせた時に絶対書いて欲しいって思ったのが3LA水谷さんだ。
まずこのzine自体が自分の偏った欲求に基づいて自分が知りたい事をインタビューしてスタートしているんだけど、
このポストハードコア〜激情〜パンクのDIY精神みたいなのが自分は本当に共感していて、自分の人生そのものなんじゃないかとすら思ってる。(音楽性は違うが)
別にセンスなくても、相手にされなくても、自分軸でずれたままでも、旗を掲げて長い時間をかけて積み重ねると何かしらを得られる事が出来るって事を感じていて、先輩方や色々な上の世代の活動で個人的には確信に変わった。  

それで個人的に影響受けた身近な3LAに頼んだ。
タイトルは「地方vs東京」 
自分も結局人があまり居ない地方に一時的に居た事で気付いた事、感じた事、今までないがしろにしてた事があり、そういった地方の事や地方の音楽をzineに書いたりしてるんだけど、自分もそうなんだけど、突き詰めたところ結局”お前はどうするんだ?”って内容のコラム。

LIVE TIME DRIVE
by颯爽


これはこの冊子のデザインを頼んでる地元札幌の真駒内の友人、元々ブルーハーブやヒップホップは友達で死んだ彼の弟から確か教えてもらったと思う。彼や彼の弟はまだ昔マイナーだった時代のUMBやまだブルーハーブやMSC、降神、シンゴ2がアンダーグラウンドヒップホップと呼ばれて括られてた時代にアナログで買ったりしていて、2000年代半ばから兄弟でヒップホップをやっていた友達だ。
この時も自分も会場に居てまだenvyの良さが分からずフロア外のモニターで様子を眺めていた。
イースタンの時に盛り上がり悪い客に柄の悪いヤジ飛ばしてたのが後にスラングの人だと知る。

勝手にLive Report
by Akira Takazawa

webでも一方的に書いてるライブレポートなんだけど、zineに掲載されている物もどこかのタイミングでwebにも載せていこうと思っている。
良くも悪くもライブの感想ってライブ終わり次第インスタントにSNSで無数に共有されて拡散されていくと思うんだけど、時間が経って過去のライブの事を調べようと思ってもあまりにもライトだったり遡ってもたどり着けないから、未来の人がたどり着けるように書ければと思ってます。

とは言いつつ欲を言えばライブ映像がベストでこれからの課題だと思ってる。


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