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【分析】秋田ノーザンハピネッツ

いよいよ、2023-24シーズンも
残すところ4試合となりました。

今日・明日はAWAY秋田ノーザンハピネッツが対戦相手です。
要点を絞って短縮版をお送りします。


秋田ノーザンハピネッツ
27勝29敗(勝率 .482) B1東地区5位
[2024/4/26現在]


◯ スタッツ

【平均プレイタイムとフィールドゴール試投数】

            プレイ時間  FGAPG 
# 00  スティーブ・ザック  27:32  6.6
# 32 ハビエル・カーター   25:19  7.3
# 11  熊谷 航        22:19  8.1
# 17  中山 拓哉       21:53  5.1
# 51  古川 孝敏       21:51  9.4
# 7    アンジェロ・チョル  18:33  4.4
# 5    田口 成浩       16:36  7.5
# 6    赤穂 雷太       15:49  4.9
# 21   長谷川 暢       14:47  5.8
# 24  保岡 龍斗       13:28  3.7

一般的に、プレイタイムとフィールドゴール試投数は
正の相関になることが多いのですが、
秋田は必ずしもそのような傾向を認めないのが特徴です。

プレイタイムの多さとフィールドゴール試投数は
チームの中でのオフェンスの信頼度を反映します。

つまり、
「どの選手のシュートが選択されやすいか」という
良い指標になるのです。

例えば、# 00 ザックに注目すると、
プレイ時間がチーム最多の割に
フィールドゴールの試投数が少ないのが分かります。

これは得点以外の要素で
チームに貢献していることを示します。
例えば、リム周りのディフェンスやリバウンドという役割が
# 00 ザックに期待されていることの根拠になります。


【平均得点】
# 51 古川 孝敏       10.8
# 32 ハピエル・カーター   9.5
# 00 スティーブ・ザック   8.7
# 11  熊谷 航        8.3
# 5   田口 成宏        7.7
# 21 長谷川 暢        6.4
# 7   アンジェロ・チョル    5.9
# 17 中山 拓哉        5.2
# 6  赤穂 雷太        4.9
# 24  保岡 龍斗        3.7

プレイタイムと平均得点が相関しないのは上述の通りで、
さらに秋田ノーザンハピネッツは
平均得点のトップリーダーが10.8点と
他のクラブチームと比べて明らかに数値が低いのが得点です。
平均得点が5点以上の選手が8人おり、
誰でも得点できる、まさに全員バスケを表すような結果になっています。


◯ 注目プレイヤー

誰でも点数が取れる、というのが特徴なのですが、
#51 古川 と # 00 ザックのコンビネーションが脅威です。

# 00 スティーブ・ザック
211cm/111kg
平均得点 8.7点
 フィールドゴール成功率 55.6%
 3ポイント成功率 0.0%
 フリースロー成功率 43.9%
平均リバウンド数 9.6本
平均アシスト数 3.3本


# 51 古川 孝敏
190cm/92kg 36歳
平均得点 10.8点
 フィールドゴール成功率 42.1%
 3ポイント成功率 37.7%
 フリースロー成功率 81.6%
平均リバウンド数 9.6本
平均アシスト数 1.7本


◯ 展望

上記以外の特記事項としては、
秋田ノーザンハピネッツのディフェンスは
オールコートで前からプレッシャーをかけてくることにあります。

# 4寺園のロスター外が確定しているので
# 15 島谷 # 17 綿貫 外国籍選手の役割が
今まで以上に重要になり、ファウルトラブルに注意です。


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文) アズマ・リュウセイ
写真) 民谷 健太郎

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