SDGs広め隊の社会科見学~分身ロボットカフェ「DAWN ver.β」~
みなさんこんにちは、SDGs広め隊です!
我々は社内外にSDGsを広める活動をしている社内アンバサダーです!
普段は社内報を使ってSDGsの情報を発信したりしているのですが…せっかく社員に向けて情報発信するならこそもっと勉強したい!!ということで社会科見学へ行ってきました!
その行先は…分身ロボットカフェ「DAWN ver.β」
こちらは、外出困難者である従業員が分身ロボット『OriHime』&『OriHime-D』を遠隔操作しサービスを提供しているという新しい形のカフェ。先日、グッドデザイン賞で大賞にも選ばれた今話題のスポットです!
早速潜入開始していきたいと思います!
スタッフさんに案内され、席に着くと…
\こんにちは~!!/
?!
どこから声が聞こえてきたの?!と思えば…
分身ロボットが!!
「DAWN ver.β」では、1席ずつ分身ロボットがおり、それを操縦するパイロットさんがついてくださっています。
遠隔でロボットを操作しながら、メニューを丁寧に説明してくださいます。
楽しくお話していると…あっという間に食事が運ばれてきました!
メンバーみんな違うものを頼みましたがどれもおいしそうで…!あ、それもいいな!これもいいな!だなんてみんなで思いながら、とてもおいしく頂きました(*^-^*)♪
私たちの席を担当してくださったのは、ご本人は健常者だけれどもお子さんがハンデを持っており介護をしないといけない「外出困難者」の方でした。
健常者の方が働いてらっしゃることに私たちはびっくりしていまい…(@_@)!
食事中もパイロットの方と、なぜ「DAWN ver.β」で働いているのか、その経緯や働いていてよかったことや、もちろん!お子さんの育児のお話や趣味のことなどもたくさんお話させていただきました。
普段介護で家にいるけれど、こうやって分身ロボットを通じてお客さんとお話できることが刺激的、社長さんやタレントさんなど、普段は絶対に関わらないような人たちとお話できるのが楽しいとおっしゃっていました。
家にいながらも、そういったコミュニケーションを通じて新しい出会いや発見があるのも分身ロボットだからこそできることですよね。
あ、ちなみに!
なんと、飲み物はロボットが運んでくれるんです!
下にある黒い線を導線に移動しているそうです。ちゃんとこぼさず運んでくれるのって本当に凄いですよね☆
本当にしゃべる話が尽きない…!パイロットの方もお話上手で楽しい時間を過ごすことができました!
各テーブル、分身ロボットとパシャり!
ちなみにメンズチームはパイロットさんと仲良くなってFacebookを交換したらしいですよ!こうやって新たな出会いがあるのも素敵ですよね。
ちなみに…「DAWN ver.β」ではカフェだけでなく物販コーナーもあるのですが、そこにも分身ロボットが!
個々のロボットそれぞれにお洋服が着せられていてとても可愛いですよね~♪
こちらでも商品の説明をしてくださったり一緒に選んだりしてくださいました!
物販コーナーにはもうひとつ、おもしろいものが。
実際に分身ロボットに使われている端末を触って操縦を体験できるんです!
操作方法は画面のボタンを押すだけなのでとってもカンタン!誰でも操作できるような仕様になっています。
とはいえ、器用に動かすのは初心者には難しく…パイロットさんたちが言葉(声)に合わせて器用に動かしているのは本当にすごいんだなあ…と実感しました。
楽しくお話できて体験もできて美味しいご飯も食べれて・・・本当に楽しい時間を過ごすことができました!!
今回、「DAWN ver.β」に行ってみてメンバーみんなが色んなことを感じました。
「これから高齢者が増えていく中で、自分自身も、もしかしたら“寝たきり”になるかもしれない…でも、こういう働き方ができることによってみんな働くことができ、まさに持続できる社会になるなと思った。」
「身体にハンデのある方が働いているイメージだったけど、健常者の方が働いていることがまずびっくり。“外出困難者”という言葉を初めて聞いたけど、家から出れなくてもロボットを通じて働くことができ可能性や視野を広げられると感じた。」
「こういう雇用の生み出し方があるんだと感じた。ロボットを介してコミュニケーションがとれ、それが実際に運用されているということ自体に驚きがあった。今後、ビジネスとしても可能性を感じるし、働きたい人と技術のマッチングで双方向がwin-winになれる関係が構築できるなんて、これから先の未来がすごく楽しみ。」
「自分たちがとっても励まされて“自分も頑張らなきゃ!”って思えた。海外の方でも遠隔操作してパイロットになれる話を聞いて全世界が繋がることができるんだ!と可能性をとっても感じた。今後の障がい者雇用にもこの技術が貢献していきそう!」
・・・
そんなことをみんなひとりひとりが感じながらも共通して思ったことは、
『わたしたちにも、もしかしたら何かできることがあるかも。』
例えば美容室の受付業務を分身ロボットの技術を使って行ったり、実店舗の売り場で接客をしたり…美容師を何らかの形で続けられなくなった方に対して、美容師だからこそのその専門性を生かした接客やカウンセリングなど…もしかしたら私たちは美容メーカーとして、そこに対して支援できることがあるかもしれません。
私たちは「新しい美の体験」を通じて、もっとお客様を幸せにしていきたいね、いろんなことができるかもね、そう再確認することができました。モノを見る視野が広がり可能性を感じたとっても有意義な時間をすごすことができた社会科見学となりました。
今はまだ微力だけれども、美容メーカーとして社会に貢献できるように。
美容師さんやその先のお客様の明るい未来を目指して。
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