五首:雑詠
討て、討て、討て天使を!七月の肉に半月蝕を棲まわせ
羽根を不要とするとき肉は真円に隣接するだろう
鳥が留まる 犀が歩く 快楽の絶滅に詩を書きこめ
速くはない生き物とその舌にいくつも切株をつくろう
天使に安らぐ詩を雀蜂が刺し、開かれたままのシオランとその天球
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討て、討て、討て天使を!七月の肉に半月蝕を棲まわせ
羽根を不要とするとき肉は真円に隣接するだろう
鳥が留まる 犀が歩く 快楽の絶滅に詩を書きこめ
速くはない生き物とその舌にいくつも切株をつくろう
天使に安らぐ詩を雀蜂が刺し、開かれたままのシオランとその天球
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