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【初心者診療所】本当に覚えるべき役一覧レベル1

麻雀において、あがる(手牌を完成させる)為に必要なのが「役」ですが、初心者は役一覧を見ても何から覚えていいか分かりません。翻数(難易度)順での並びだからです。

ここでは、初心者に覚えて欲しい順番に役を書いていこうと思います。

①立直(リーチ・1翻)

テンパイ(あと1枚であがり)になった時、「もう手牌を入れ替えません」と言う意味でリーチと発声し、捨て牌を横向きに置きます。以後、原則としてあがり牌以外のツモ牌はそのまま捨てます(暗槓の例外は省略)。
手牌に関係なく役が得られるので、初心者が一番に目指すべき役です。
パチンコ等のリーチはこれが語源。

条件は自力でテンパイする事。
他人の捨て牌を鳴いて(ポン・チー・カンで貰って)しまうと立直をする事ができません。

※一発(イッパツ・1翻)
立直時限定役

立直してからの一巡であがると1翻。
但し、途中で誰かの鳴き(ポン・チー・カン)が発生したら無効。

②自摸(ツモ・1翻)

自力でテンパイし、自分であがり牌をツモった時に得られる役。立直同様、鳴いてしまうと得られません。
自力でテンパイすることを門前(メンゼン)と呼ぶ為、メンゼンツモとも呼ばれます。

③平和(ピンフ・1翻)

基本的な役にして初心者最大の壁。
条件が複雑なのでざっっくり説明すると
・全部の面子(メンツ・3枚組)を連番で作る
・雀頭(アタマ・同じ2枚)に字牌はダメ
・両面待ちにする
(リャンメン・19を使わない連番2枚)
(画像で言うと⑥⑦筒。⑤と⑧の両面であがり)

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平和も鳴いては得られない役です。
頻繁にお世話になるので、難しくても覚えましょう。

④一盃口(イーペーコー・1翻)

同じ種類・連番の3枚組を2組作ると得られる役。他の部分は不問ですが、鳴いては役を得られません。一盃口の部分以外を鳴いてもNGです。

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大事なことは、112233といった数字の重なりを123,123と連番に分解できるようになりましょう。初心者脱出の糸口になります。

⑤断么九(タンヤオ・1翻)

1・9・各字牌を么九(ヤオチュウ)牌と呼びます。それらを使わないのでタンヤオです。
鳴いてもOK。(NGにしている場所もある)
手軽な役の1つですが、タンヤオばかり狙わないようにしましょう。

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234と345が重なっているの、わかりますか?

⑥風牌(1翻)

風牌は風牌とは呼ばず、東(トン)、南(ナン)、西(シャー)、北(ペー)と字牌の呼び方で呼ばれ、場風牌と自風牌の2つがあります。

場風牌
麻雀は本来東場~北場までを一荘(1セット)とするゲームですが、あまりに長いので東場と南場で終わるようになりました(半荘)。
この○場(○一局~○四局)というのが場風牌の表示であり、その牌を3枚揃えると役を得られます。例えば南一局で南を3枚そろえたら1翻。鳴いてもOKです。

自風牌
麻雀では4人にそれぞれ東南西北が振り分けられますが、これが自風牌の表示です。その表示の牌を3枚揃えると役を得られます。
場風牌と重複する為、例えば東三局で自分が東の時に東を3枚揃えたら2翻あります。

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⑦三元牌(白・發・中)

風牌同様、白(ハク)、發(ハツ)、中(チュン)と字牌そのものを役として呼びます。
場風や自風に関係なく、それぞれを3枚揃えると役を得られます。数字ではありませんので、白發中と1枚ずつ持っても役になりません。下の画像は中の1翻(一筒をチーしているので一盃口はない)

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⑧ドラ(ボーナス)

場にはドラと呼ばれる牌が1枚だけ表示されます。表示牌の次の数字に対して1枚につき1翻のボーナスが得られます。
例えばドラ表示牌が七萬なら八萬がドラ、
九萬なら一萬がドラになります。
風牌は東→南→西→北→東
三元牌は白→發→中→白の順番になります。
ドラは役ではありません。あがった際のボーナスとして覚えましょう。

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まずはここまで。
レベル2「鳴かずに狙って欲しい役」はこちら
https://note.com/b_bmaker/n/n0676c4c5e6c2?s=09

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