TSG2019決勝大会での1分ピッチを終えて

しっぽにちは．B.B.です．

TSG決勝大会での1分ピッチを終え，熱が冷めない内に思いを書き残そうと思います．"1分間”という短い時間でも，それにかけたチームの思いや力で大きな価値に繋がる実感が得られるというお話です．

※ピッチしたアイデア(Flyable Services)についてはVisionの動画をご参照：

※TSG関連のこれまでについてはおみーさんの記事をご参照：

"1分間"の発表でできることは限られています．
話せる言葉は文字にすると300文字前後．全く前提知識のない人に，アイデアやその背景，さらに，事業の計画や状況などすべて伝えることは至難の業です．

一方で，適当に済まそうと思えばとても簡単です．自分の言いたいことだけ並べて言えばすぐに1分経ちます．曖昧な言いまわしや難解な表現を使っても良いかもしれません．でもそれだと単純に"1分間"そのものを使っただけにしか過ぎません．

Team-S!PPOでは，この"1分間"をどうやったら効果的に使えるかを考えながら準備を進めてきました．聞いてくださる方は300人を超える起業家や起業に興味のある方々，一人ひとりと個別に会話させてもらった場合，6時間分必要です．それを1分で実施することになります．有効活用しない手はないです．

これに対して，"1分間"こちらから言葉を発するだけでなく，聞いてくださっている方，特に興味をもってくださった方のアクションを起こし，それが自分たちのモチベーションにも繋がることができないかと考えました．その実現に向けて，チームメンバと夜な夜なプレゼン資料やシナリオ作成をし，Webページ，SNS，Youtube，の準備もチームメンバが進めてくれました．シナリオ作成がうまくできず諦めかけた瞬間もありました．でもそんなときでも，チームメンバが諦めることなくコメントをくれ，洗練できました．

その結果，聞いてくださった方からのアクションとして，発表と同時にWebページへのアクセスをいただき，多くの方に"1分間"では伝えきれなかった構想や思いなど見ていただけました．さらに，発表後に足を運んでくれて「面白いアイデアですね」といってくださる方もいました．これらは，準備してきたことに対する明確なフィードバックで，自分たちのモチベーションの持続につながる価値あるものです．"1分間"という短い発表でも，あきらめず一緒に作り上げ準備を進めてくれたチームメンバのおかげで，価値を実感することができました．少なくとも自分にとってのこの"1分間"は，単純に"1分間”過ごすだけのものよりは明らかに価値あるものになりました．

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今回発表したFlyable Servicesは，TSG応募にあたってTeam-S!PPOで考えた40個のアイデアの中の一つで，最初はExcel上の十数文字でしかありませんでした．それが，Vision動画の製作，なぜやるのかへの気付きやどうやるのかのストーリー構築，アプリのプロトタイプ開発などを通じて，確かなカタチになっていく姿は良いものがありました．
このような機会を与えてくださったTSGや色々と貴重な意見をくださった方々，そして何より，経験を共有しながらアイデアを一緒にカタチにしてきたTeam-S!PPOのメンバには大感謝です．

ただし，ここで終わりではありません．「Technologies for your smile-技術であなたを笑顔に-」のビジョンのもと，Team-S!PPOの活動は続きます．Flyable Servicesの実現はこれからが本番です！