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離乳食、お米との戦い

「離乳食のすゝめ」にも書いた通り
息子は私が食べさせるお粥が嫌いです。

そして物語は次の章に進んだのです。

悪い意味で。笑

本日はタイトルの通り、
息子にお米を食べていただくための奮闘noteです。

元から嫌いなわけじゃない

今やお米に難アリの彼ですが、
元からお米が嫌いだったわけではないのです。

今ではもう懐かしい
裏ごし10倍粥は普通に召し上がっていたのです。
お粥はいける口だったんです。

変化が訪れたのは2回食になってひと月経った頃。

ごはんが進むにつれて雲行きが怪しくなり
終盤はお粥を口に運ぶと「んんんんー!」と
泣く1歩手前のお顔に…

普段からおかず1→お粥→おかず2→お粥といった具合に
イナズマ食い(ジグザグ食い?)をしていたのですが、
ちょっとお粥の配分を見誤って2回連続お粥のターンになると
こちらも「んんんんんー!」とお困り顔…

この時はまだ、

"お米ばっかり食わせるな!"

と、捉えていました。
食べさせる順番さえ守れば
そこそこご機嫌は保てていましたので…

しかし、これは米嫌いの序章に過ぎませんでした。

お粥は許せん

お粥多めのお食事に難色を示し始めた息子。
そしてついにこの時が訪れる。

お粥完全NG。

もう、お粥は1口でも口に入れたらご機嫌ななめ。

私が食べさせるとか家族が食べさせるとか
そんな次元に在らず。すべて許さんという具合。

おかずを食べて機嫌を直していただき
気を取り直してお粥をどうぞ!

「んぎぃぃいいいいい!あああぁぁぁあ!!!」

そ、そんなに怒らんでも…

でもおかずを1口入れてあげるとスッと元通り。

あまりにもコントラストがはっきりしてるので
さっきのはたまたまだったのでは?と思い
お粥リトライするも激怒。

この日はちょっとお粥が嫌だったんだなと思い
お粥は1食分お休みしてうどんに変更。

翌日お粥リトライしてみるも結果同じく惨敗。

いや、お粥が食べれなくても困らないんですよ。
困らないんですけど、
経済的に助かるし準備するのも楽なんですよ…

母の研究心に火がついた。
絶対美味しく食べてくれるところ見つけてやる。

食べるお粥と食べないお粥

お粥NGを出てきた生後8ヶ月の息子。
まだ軟飯は挑戦したことなかったが、
いかんせん、5分粥を食べさせていたので
いきなり軟飯まで水分量を減らすのは気が引けた。

ということで徐々に水分量を減らす作戦。

1週間かけて徐々に水分量を減らし、
1回食目でお粥を食べる日、2回食目でお粥を食べる日を見てみた。

結果、お粥を完食する日はなかった。

しかし収穫はあった。
1回食目(朝食)よりも2回食目(夕方)の方が
お粥を食べてくれる量が多いことがわかった。

朝のエネルギー源はお粥以外、
パン粥とかバナナとか芋類に変えた。
1日の始まりはハッピーに。

もう1つ試してみたものがある。
それがフリーズドライのお粥。

お湯を注げばお粥ができるというベビーフードですが、
実際作ってみるとお粥というよりお餅っぽい。
匂いは赤ちゃんせんべいに似ている気がする。

試しに食べてみたが、ベタベタした食感でほんのり甘みがあった。
それこそ赤ちゃんせんべいみたいな甘さ。

しかしこのベタベタ粥、息子はパクパク食べてくれた。

やはり赤ちゃんマスターのベビーフードはすごい。

検証の結果、母が作ったお粥は食べないが
ベビーフードのお粥は食べるという悲しい結果に落ち着いた。

軟飯チャレンジ

軟飯を作るのは本当に苦戦した。
炊飯器で作ればなんてことないのだけど、
そんな大量に作って食べなかったらと思うと…

ひとまずお粥と同じくお鍋で調理。

我が家は米からではなく米飯から作るので
比較的少ない水分でグラグラ煮ていく。
干上がらないか目が離せなくて大変…

なんて言ってたら干上がっていた。笑

見た目は失敗したお粥。
ギリギリ焦げてないから食べれるけども。

試食して焦げ臭さもなかったのでGO

はじめての軟飯というか、失敗したお粥というか、
そんなものを食べさせられた息子。

しかしこれがまさかのお眼鏡にかなったらしい。
久しぶりのお米完食に泣きそう。

だが、これがまた奇跡の代物だったらしく
この絶妙に失敗したお粥みたいな軟飯が
なかなか再現できない…

少しでも水分が残っていれば1口目からアウト。
グルメというかなんというか、
我が息子、米へのこだわりが難しすぎる!!

ついに登場赤ちゃんふりかけ

あまりにもあの絶妙な軟飯が当たり前に作れず、
それでも限界まで水分を飛ばして
なんとか毎日お召し上がりいただいている日々。

全くダメな日は1口軟飯を口に入れて
速攻でおかずを追撃する戦法でごまかしている。

おかずさえ口に入れば機嫌が直るのはありがたい。

しかしもうすぐ保育園に入る(であろう)息子。
こんな攻防戦をつづけているわけにもいかない。

遊びはおしまいだ。

赤ちゃんふりかけを導入した。
母、研究職を辞する。

毎回登場させると白い飯を食べてくれなくなりそうなので
1口目からNG出された時だけ使うようにしている。
奥の手赤ちゃんふりかけ。笑

本当は米飯にしたい

おそらく、米飯なら食べてくれるんだろうと思う。

しかしまだ9ヶ月。
米飯を食べるには飲み込む力も消化する力も足りない。

ダメ元で9-10ヶ月検診で聞いてみるも
やはり米飯はまだ早いとのこと。
上手いこと折り合いつけてくださいと言われた。笑

とりあえず1歳までは
軟飯ときどき赤ちゃんふりかけで乗り切ろうと思う。

そして1歳児健診でもう一度聞いてみよう。

米飯、まだダメですか…?って。

まとめ

お粥嫌いに拍車がかかった息子。

特定の食べ物が嫌いになる瞬間って
食べて嫌な思いをしたか、食べすぎたかのどちらかだと思う。

今のところ食事中のトラブルはないので
もしかしたら、毎回お粥を食べていたのが要因かもしれない。

夫もそうだが、1回嫌いになった食べ物を
もう一度好きになることは結構難しい。

しかし残念ながら相手は主食。
日本にいるからには避けては通れぬ米。

折り合いつけて食べてもらえるよう今日もゆく。

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