見出し画像

Bsの自前助っ人…誰おった?(その1)

 たまに更新してます!
 今回はオリックス・バファローズがこれまで獲得した助っ人選手の単年成績や通算成績について色々とランキング付けしてベスト5形式で振り返っていきます。では早速!

単年部門

勝利数

1位タイ 
ブランドン・ディクソン(2016):9勝
ブランドン・ディクソン(2015):9勝
ブランドン・ディクソン(2014):9勝
アンドリュー・アルバース(2018):9勝

5位タイ
ブランドン・ディクソン(2017):8勝
ブランドン・ディクソン(2013):8勝
アルフレッド・フィガロ(2011):8勝

はい。
10勝到達者は自前助っ人では未だ誕生しておりません。2018年のアルバース選手は2桁余裕のペースで勝ちを重ねて来たんですがね……後半は腰痛でほぼ全休となってしまったが故に9勝で終わってしまいました
ちなみに、球団で2桁勝利を記録している助っ人は近鉄からそのままオリックスに入団となったJPと広島から加わったデイビーのみですね
今後もディクソンの壁は高いのではなかろうか……

登板数

1位
ゴンザレス・ヘルメン(2017):44登板

2位
ブランドン・ディクソン(2019):37登板

3位
アレッサンドロ・マエストリ(2014):36登板

4位
ジョン・レスター(2010):35登板

5位
ランス・カーター(2007):34登板

単年50登板がいないんですよね、実は
オリックス自体が基本リリーフ陣の駒は揃ってる傾向が強く、古くは菊地原や香月、本柳に加藤…近年は岸田、佐藤達、平野…そして吉田一、海田、近藤etc…
基本助っ人は打線のカンフル剤やローテ候補として獲得しているケースが多いように感じられる。
しかし、今季は開幕こそ不透明ながらも抑えに専任したディクソンと新助っ人であるタイラー・ヒギンスがオープン戦の功績により勝ちパターン内定を勝ち取った。
このまま怪我なく投げ抜くことが出来れば、最も更新されやすい記録なのではないだろうか?

セーブ

1位
ブランドン・ディクソン(2019):18S

2位
ジョン・レスター(2010):10S

3位
ランス・カーター(2007):6S

4位
ゴンザレス・ヘルメン(2017):3S

5位
エリック・コーディエ(2016):2S

なにこれ(素直な感想)
そもそも抑えに上り詰め固定された選手がディクソンくらいしかいないんですよね。レスターは交流戦で抑え失格の烙印を押され以降守護神はマモさんに……
見なくても分かるディクソンの素晴らしさ

本塁打

1位
ステフェン・ロメロ(2017):26本塁打

2位
ステフェン・ロメロ(2018):25本塁打

3位タイ
李大浩(2013):24本塁打
李大浩(2012):24本塁打

5位
カリーム・ガルシア(2005):21本塁打

上位はロメロと李大浩で独占、5位には初年度メンバーのガルシアがランクイン
以下には途中加入ながら20本塁打を記録した2017年のマレーロや昨シーズンのロメロがランクインする。
このランキングから見るに、ロメロの穴は相当大きいであろう…
ロドリゲス、ジョーンズには彼らをも凌ぐ成績を残してくれるかに注目だ。

打点

1位タイ
李大浩(2013):91打点
李大浩(2012):91打点

3位
ステフェン・ロメロ(2017):66打点

4位タイ
ステフェン・ロメロ(2019):63打点
ステフェン・ロメロ(2018):63打点

ロメロと李大浩がまたもランキングを支配
大きな理由としては2000年代後半は自前助っ人でなく、タフィ・ローズやアレックス・カブレラ、グレッグ・ラロッカといった契約切れになった実績を持つ助っ人を他球団から獲得しているからであろう。
また、彼らはどちらも4番に定着していたことから打点を多く稼いでいることも理由として挙げられる。

安打

1位
李大浩(2013):158安打

2位
李大浩(2012):150安打

3位
クリフ・ブランボー(2005):118安打

4位
カリーム・ガルシア(2005):111安打

5位
ステフェン・ロメロ(2017):107安打

やはり李大浩は強かった……
そして初年度組の2人がランクイン、ロメロは毎年どこかしらで離脱してしまうスペ体質が響いたか、ここに来てランクイン数を一気に減らしてしまう。
確実性に加え頑丈さが試されるこの記録は果たしてジョーンズが更新するのだろうか?

盗塁

1位
ステフェン・ロメロ(2018):7盗塁

2位タイ
ステフェン・ロメロ(2019):3盗塁
ブライアン・ボグセビック(2016):3盗塁
カリーム・ガルシア(2005):3盗塁


……走れる助っ人がほぼ自前で居ませんでした〜
チクショー!
そもそもオリックスは小技型の俊足選手を外国人で補う必要性は無いですからね。ヘルマンやスケールズといった俊足助っ人もいますが
俊足助っ人の触れ込みもあったボグセビックが打撃面で大コケしていなければ2桁盗塁も現実味を帯びていたかもしれない…


通算部門

在籍年

1位
ブランドン・ディクソン(2013〜):8年

2位
アレッサンドロ・マエストリ(2012途〜):3年半 ※2012年7月に入団

3位
ステフェン・ロメロ(2017〜19):3年

4位
アンドリュー・アルバース(2018〜):3年
※契約が今季も残っているため今季オフまで在籍しているとしてカウント

5位
フランシスコ・カラバイヨ(2010途〜11 15):3年 ※2010年3月下旬に入団

カラバイヨと6位のマレーロの在籍期間は数ヶ月違いでした。
このランキングは如何にディクソンにオリックス愛があるか分かる。
余談ではあるがディクソンの契約の纏まる速さは異常ですよね、12月にはいつも来季契約結べてるような……

勝利数

1位
ブランドン・ディクソン:49勝

2位
アレッサンドロ・マエストリ:14勝

3位
アンドリュー・アルバース:11勝

4位タイ
エバン・マクレーン:8勝
アルフレッド・フィガロ:8勝

やっぱディクソンって最高だな!
マエストリは先発、中継ぎとマルチで活躍
アルバースは球団の助っ人左腕における勝利数はトップに位置する。
フィガロは2011年オフに二重契約問題により退団した、同時期に在籍したマクレーンはローテの谷間で奮闘した技巧派助っ人

登板数

1位
ブランドン・ディクソン:176登板

2位
アレッサンドロ・マエストリ:96登板

3位
ジョン・レスター:55登板

4位
ゴンザレス・ヘルメン:44登板

5位
アルフレッド・フィガロ:35登板

1年間フル回転したら3位にいきなりランクインする可能性があるというのは簡単に言うと自前助っ人を外しまくってるということ。
ヒギンスがいきなりここのランキングに顔を出す日も近いかもしれない

出場数

1位
ステフェン・ロメロ:303試合

2位
李大浩:285試合

3位
クリス・マレーロ:193試合

4位
カリーム・ガルシア:191試合

5位
クリフ・ブランボー:171試合

現状更新可能な選手はなし。
ロドリゲス、ジョーンズは1からのスタート
これからオリックスファンは"ロメロの壁"の凄みを知ることになりそうだ。

本塁打数

1位
ステフェン・ロメロ:69本塁打

2位
李大浩:48本塁打

3位
カリーム・ガルシア:34本塁打

4位
クリス・マレーロ:33本塁打

5位
クリス・ブランボー:24本塁打

6位にはカラバイヨが続くがそれ以降は2桁本塁打すら出てこない非情な現実が待ち受けている。
きれいなメネセスはどこですかー!

安打数

1位
李大浩:308安打

2位
ステフェン・ロメロ:302安打

3位
カリーム・ガルシア:186安打

4位
クリス・マレーロ:152安打

5位
クリフ・ブランボー:145安打

ちなみに4位までは李大浩の単年安打数に負けます。
アレンとかアベレージタイプの選手が複数年いたら……とかちょっと期待してました。
ギリギリ通算100安打を達成しているのは2016.17年に在籍したブレント・モレル(102安打)

打点

1位
ステフェン・ロメロ:192打点

2位
李大浩:182打点

3位
カリーム・ガルシア:97打点

4位
クリス・マレーロ:90打点

5位
クリフ・ブランボー:69打点


まとめ

画像1

ディクソンは偉大
ローズやカブレラが大暴れしていたビッグボーイズ打線の時期が空白になっている結果となった。
また、初年度組の粘り強さ…というものも感じる結果となった。
今シーズンのみで更新可能な記録も複数存在しているだけに、益々AJへの期待が高まる。
オリックスの自前助っ人について振り返る第1回はこれにて終わりです、閲覧ありがとうございました。

第2回は逆に「こんな選手いた!?」って選手をピックアップして紹介していこうと思います。