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Bsの自前助っ人…誰おった?(その2)

 今回も前回に引き続きオリックスが獲得してきた自前助っ人について色々纏めていこうかと思います。
第2回は「こんな選手いたなあ」となるような途中入団の投手を紹介していきます!

#42 ドン・ローチ(2018)

 2018年のシーズン途中に岩本輝と共にチームに加入したヒゲが個性的なスターター
投球前に手をなめるクセがある
カットボールやチェンジアップといった球種でゴロを量産するグラウンドボーラー
ノックアウト翌日のゲームの延長戦で、志願登板し来日初勝利を記録するなどガッツ溢れる性格でもあった。
金子、アルバース、田嶋、ディクソンが離脱した夏以降に先発ローテを守り奮戦したが、オフに退団となった。
退団後に何故か公式ホームページの選手情報欄が消滅し、今になっても復活していない。

(成績)
11試合2勝3敗1HP 50.1回 19奪三振 5.01 

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#25 パット・ミッシュ(2016)

 2016年シーズン開幕前の2月終盤に入団した。
130キロ台中盤の直球にチェンジアップ等の球種を使う技巧派投手。
来日初登板時に投げる前にボークを申告され、0球で失点という珍事件を起こした。
7月11日は来日初先発のチャンスを得たがノックアウト
投手陣が10四死球を記録したこともあり敗戦
その後も目立つことなくオフにコーディエ、クラーク、ボグセビック、ブランコと共に退団となった。

(成績)
3試合 1敗 5.1回 2奪三振 8.44

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#12 ダン・ランズラー(2014)

 シーズン中の選手獲得期間ギリギリに入団した球速150キロを超える左のパワーピッチャー
ヘルマン、ディクソン、マエストリ、ペーニャに加えバトラーもいたため、外国人枠の関係もあり、一軍昇格することなく退団となった。
2016年にライアン・バクターの獲得が破談になったオリックスが再び獲得を検討するというニュースもあったが、オリックスは結果的に先程紹介したパット・ミッシュを獲得している。

#40 ブラッド・ミルズ(2013)

かつてオリックスでもプレーした渡り鳥助っ人、フェルナンデスと共に7月に加入した助っ人
ツーシームを軸に、カットやチェンジアップといった球種を操り、「どのカウント、球種でもストライクが取れる」ことを武器としている。
比較的珍しい左投右打の選手であり、当時球団には竹原も在籍していたため左投右打の選手が2人在籍していたこととなる。
CSが既に開幕している10月12日の楽天戦で来日初先発のチャンスを得るが、3回途中ノックアウトで敗戦投手に。オフシーズンに退団した。

(成績)
1試合 1敗 2.2回 2奪三振 10.13

#91 アレッサンドロ・マエストリ(2012〜15)

 イタリアから米マイナー、オーストラリア、そして日本と様々な国でプレーし、2012年途中に低迷するチームに加入した、史上初のイタリア人出身の選手
速球と大きく変化するスライダーを武器としている
 一軍デビュー戦でいきなり初勝利を記録し、「イタリア出身選手の初勝利」とNPBの歴史に名を残すこととなった。この年は4勝を記録し翌年も残留、以降も先発、中継ぎと起用法を問わない便利屋として2014年のチームの大躍進にも貢献、2015年まで在籍した。
オリックス退団後も様々な国でプレーを続けるジャーニーマン

(成績)
96試合 14勝11敗 8HP 1S 217.1回 164奪三振 3.44

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#118 ウィルソン・マトス(2011)

 2011年の6月にオリックスが獲得した育成助っ人
威力のあるストレートを武器とするパワーピッチャー、簡単に言えば若いフィガロ
フェニックスリーグにも出場したが特に話題になることもなく、オフに退団となった。

#117→65 フレディ・バイエスタス(2010〜12)

 2010年の7月に育成契約で入団した右腕、24歳での入団だったことから「育てる」ことを目的に獲得した助っ人であったことが窺える。
2010年にはフレディ・バイナムも在籍していたためどちらがどっちなのか非常にややこしかった。
2011年はファームで先発中継ぎをこなし安定した成績を残しシーズン途中に支配下登録を勝ち取る。
翌12年も残留したが、一軍に昇格することはなくオフに退団となった。


過去10年の途中入団助っ人はこんな感じですかね……
基本左腕を獲得してはコケています
ということで今回はここまでですかね、助っ人紹介の第2回は2019〜2010年の間に途中加入した自前助っ人の投手についてでした!
次は野手ですかね……以上です、閲覧ありがとうございました