[Saucy Dog] 神アルバム”レイジーサンデー”について語る
今年の紅白に出場が決まったアーティスト、Saucy Dog。若者を中心に支持を集めるSaucy Dogの私的神アルバムについてご紹介します。
目次
この記事を書いたきっかけ
神アルバム”レイジーサンデー”の収録曲紹介
まとめ
おまけ
この記事を書いたきっかけ
突然ですが、私はSaucy Dogにあまりいい思い出がありません。
もちろん、サウシー自体は好きだし、曲も好きです。ただ、”Saucy Dog”に関する思い出がほろ苦くて、聴くのを避けていた時期がありました。
今回は神アルバムの紹介ですので、あまり詳しく事の経緯を説明しませんが、簡単に説明すると恋人関連です。
Saucy Dogは当時(2018年ごろ)お付き合いしていた恋人がよく聴いていたバンドで、2017年5月発売のアルバム”カントリーロード”、2018年3月発売の”サラダデイズ”に収録されているほとんどの曲に元カレとの思い出が散りばめられていたため、しばらく聴けませんでした。
月日は流れ、紆余曲折あって久しぶりにSaucy Dogを聞いてみようという気持ちになり、たまたま聴いたアルバムが信じられないくらいの名曲揃いでしたので、これはもう是非たくさんの人に聞いてもらいたいという思いから、この記事を書きました。
そして、元カレとの記憶を封印し素晴らしいアルバムの記憶で塗り替えて、苦い思い出を成仏させようというのもこの記事を書いた理由の一つです。
神アルバム”レイジーサンデー”の収録曲紹介
お待たせいたしました。それでは、私的神アルバム”レイジーサンデー”の曲を紹介をしていきます。”レイジーサンデー”とは2021年8月に発売されたSaucy Dogの5枚目のミニアルバムです。
No.1 なつやすみ
こちらは曲名の通り、夏休みの曲です。
学生時代、けたたましい蝉の声を聞きながら、午後は何をしようかななんて考えていたら、結局何もしないで1日が終わっていたなんて夏を過ごした方も多いのではないでしょうか。
この曲は大人になった自分が、学生時代の夏休みを思い出し、当時の自分に向けてこれからについての思いを伝える曲です。
大人になった今ならわかる、学生時代のあの頃はとても大切で、そしてかけがえのない時間だったんだって。
夏の空気の匂いを嗅ぎながら、蝉の声を聞いて1日ダラダラ過ごしていた学生時代に戻りたい…。
No.2 シンデレラボーイ
近づけたかもと思っても、少し踏み込むと一線を引かれてしまう。0時を回ったら帰ってしまうくせに”好き”なんて簡単に言う。やってることは最低なはずなのに、なぜかほっとけなくて一番大好きで忘れたくても忘れられない。そんなどうしようもない気持ちを歌った切ないラブソングです。
この曲は知ってる方も多いのではないでしょうか。
こういう人に限ってすごく優しいんですよね。そして、線引きがうまい。
絶対に好きになったら苦しむのは自分だってわかっているのに、気づいた時にはもう好きになってしまっている。
どうして最低な人ほどあんなに魅力的なんでしょうか。
No.3 リスポーン
倦怠期の末に別れてしまったカップルの曲。自信の無さから自分で壊した幸せがかけがえのないものだったと気づき、幸せを取り戻したい気持ちを歌った曲です。
失ってから気づくこともある。でも、失ってからじゃもう遅い。
今ある”幸せ”を”幸せ”と思えなくなった時点でその恋は終わりなんです。
No.4 わけあって
同棲していた恋人と別れ、ふたりで共に過ごした部屋で、一緒にすべてをわけあっていた日々を思い出しながら、気持ちを切り替えようとしている曲です。
別れた後に連絡してくる恋人の心理はなんなんでしょうか。
忘れようとしているのに、前を向こうとしているのに、連絡してくるからずっと変われない。ふたりが前に進むために、もういっそなかったことにしてくれたらいいのに。
No.5 君がいない
もう隣にいない彼女を、いまでも幸せにしたいと思っている気持ちをストレートに伝えた男らしい曲かと思いきや、別れた後も思わせぶりな態度をとる彼女に翻弄され、いつまでも期待して彼女を思い続けてしまう曲です。
二人の関係は「別れよう」の一言で終わったはずなのに、別れた後もお互いに連絡を取り続けてしまうのはなんでなんでしょう。
付き合うときはお互いの同意が必要だけど、別れるときは一人の決断で進められてしまう。残された側からすると、中途半端に連絡してきたりご飯に誘われたりするといつまでも期待してしまうので、責任とってください。
No.6 週末グルーミー
実家を離れ、自分の夢に向かって前進していく曲です。離れてはいるけれど、応援してくれている家族がいる。辛いこともたくさんあるけれど、自分の強い意志でここにいるから、ここで認めてもらえるように未来を信じて夢に向かって前進しようという気持ちがこもった曲です。
個人的に大好きな曲です。自分の境遇と重なっている部分が多く、辛い時にこの曲を聴いては涙を流していました。
でも、自分の意志でここに来たからには簡単に諦めて帰るわけにはいかない。支えてくれる人がいるから、その人たちに日々感謝しながら後悔しない生き方をしよう。そう思えた私にとって大切な曲です。
No.7 東京
東京に上京したばかりの頃の自分を思いだしながら、東京での生活にすっかり慣れた今の自分を見つめ直している曲です。
夢を追いかけて東京へ来た。大人になるにつれて色々なことを経験していくうちに、もう東京へ来たこと自体が間違った選択だったんじゃないかって思う時もあるかもしれない。でも、そんな時にこの曲を思い出して欲しい。大丈夫。あなたはこの街でうまくやれています。
"東京"という名前の曲、もしくは曲名に"東京"が入っている曲は名曲しかないという説を推していきたい。Saucy Dogの"東京"も例に漏れず名曲です。
それだけ東京という街は人々にとって影響力があるということなのでしょうか。
No.8 sugar
すれ違いでなかなか素直になれないカップルが、日々を振り返って不器用ながらもお互いにお互いを想い合う気持ちを表現している切なく甘い曲です。
なんていい歌詞を書くんだ。石原さん。本当に。こんなに幸せな恋愛があっていいのか。すれ違いで別れたカップルの話なんてたくさん聞くけど、それを当たり前として受け入れて、「二人でやっていこう」なんていえる人はこの世にどのくらいいるんだろう。この曲を聴いただけで幸せな気持ちになる。
BT いつもの帰り道
こちらはCD限定のボーナストラックです。
わたしは残念ながらCDを持っていないため、今回は割愛させていただきます。
気になる方はこちらのトレーラーで少しだけ聴くことができます。
まとめ
Saucy Dogの曲には恋愛の曲から将来に向けての曲まで幅広くある。
どんな人でも一度は経験したことがある気持ちを歌詞にのせているのでどんな曲でも共感できる。
名曲が揃った”レイジーサンデー“を聴いて、自分の気持ちにとことん寄り添おう。
苦い思い出もいつか、"いい思い出だった"と言える日がくる。
おまけ
Saucy Dogの代表曲と、当時わたしが1番好きでたくさん聴いていた曲を載せて締めたいと思います。
代表曲 「いつか」
当時の思い出の曲 「煙」
日本武道館でのライブ映像がYouTubeにありましたので、こちらを載せます。
サウシーは1回ライブをみたことがあるけど、当時を思い出して色々とこみ上げてくるものがあるな。
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