クリームソーダ
弾けた、かもしれない。
溶けた、かもしれない。
その、かもしれない、を夢見ている。
わたしの甘すぎる生活も、甘すぎる吐息も、甘すぎる愚痴も、
きみなら愛してくれると思って。
綺麗かそうじゃないかなんて、どうでもいいからさ。
見た目で判断するなんて、ずるいことだから。
きみの目に反射して映る、わたしとその緑を眺めた。
これからも、見られるのかしら。
甘いのが苦手なのに、いつまでも離れられないから。
少し悪い気がするかも。
悪い気も、恋しい。
喉すらも染め上げるような感覚が、狂おしい。
緑と白が混ざる瞬間。
その瞬間が、堪らなく好きなのです。
愛しいのです。
まるで、あなたのようで。
いつまでも、わたしはあの頃のまま。
あなたを想って、飲むわたし。
だから、あなたの前で飲んだら、わたし。
どうなってしまうんだろうか。
その時は、お付き合い願えませんか。
あなたの好きな、紅茶も一緒に。