アラフォーおじさんが危険物取扱者乙種4類に4回目で受かった後に書いた勉強メモ①

勉強しないとお話にならない項目

■指定数量の倍数計算に使う数値
特殊 50
第1種非水溶 200
第1種水溶 400
アルコール 400
第2種非水溶 1000
第2種水溶 2000
第3種非水溶 2000
第3種水溶 4000
機械油類 6000
動植物油 10000

実際にあった問題
次のうち、指定数量の倍数が1以上であるものはどれか
1.ジエチルエーテル25 重油1800
2.自動車用ガソリン50 機械油3000  
3.メタノール200 重油1000
4.二硫化炭素10 菜種油7000
5.グリセリン1000 自動車用ガソリン100

組み合わせてくるので、物質がどれに該当して数量いくつかわかってないと解けません。
ハズレ選択肢が0.9とかギリギリだったり
指定数量の大きいやつと小さいやつを混ぜて来て、わかってない奴を刈り取りに来ます。

0.5+0.4 ハズレ
0.25+0.5 ハズレ
0.5+0.5 あたり
0.2+0.7 ハズレ
0.25+0.5 ハズレ

■保安距離と保有空地
保安距離が必要な施設
 製造所
 屋内貯蔵所
 屋外貯蔵所
 屋外タンク貯蔵所
 一般取扱所
保安距離の幅と必要な施設
 特別高圧架空電線は3メートル以上
 高圧架空電線は5メートル以上
 一般住宅は10メートル以上
 ガス施設からは20メートル以上
 病院・学校等は30メートル以上
 重要文化財・史跡は50メートル以上
保有空地が必要な施設
 製造所
 屋内貯蔵所
 屋外貯蔵所
 屋外タンク貯蔵所
 一般取扱所
 簡易タンク貯蔵所
 移送取扱所

実際にあった問題
次の施設と保安距離の組み合わせが正しいものを選べ
1.屋外タンク貯蔵所 学校等 50メートル
2.製造所 遊技場等人の集まる施設 10メートル
3.屋外貯蔵所 重要文化財 30メートル
4.移送取扱所 特別高圧架空電線 3メートル
5.屋内貯蔵所 ガス施設 20メートル

距離が違う
遊技場等人の集まる施設とか定義にないです。FXXC!!
距離が違う
移送取扱所は保安距離要りません
あたり

■危険物の1種から6種
1種 酸化性固体
2種 可燃性固体
3種 自然発火、禁水性 固体または液体
4種 引火性液体
5種 自己反応性 固体または液体
6種 酸化性 液体

実際にあった問題
次のうち、誤っているものはどれか
1.第1種の危険物は酸化性の固体であり、他の可燃物と反応する
2.第2種の危険物は可燃性固体であり、火炎によって着火しやすい
3.第3種の危険物は水と激しく反応する
4.第5種の危険物は液体であり、自らの酸素で燃焼することがある
5.第6種の危険物は酸化性の液体であり、その物質自体は燃焼しない

あってる
あってる
あってる
固体または液体なのでちがう
あってる
第4種の引火性液体は抜かれてました。

■性質
特殊引火物  二硫化炭素、ジエチルエーテル
第1種引火物 非水溶性 ガソリン、トルエン
第1種引火物 水溶性 アセトン ピリジン
アルコール エタノール、メタノール
第2種引火物 非水溶性 軽油、灯油
第2種引火物 水溶性 酢酸
第3種引火物 非水溶性 重油
第3種引火物 水溶性 グリセリン

上の表がスラスラ書けるようになってからスタート。
暇なときに落書きできるレベルにしておく。
機械油と動植物油はほとんど出ませんでした。水に溶けない水に浮くは共通。

個別知識で
二硫化炭素
水に沈む、水中保存する
発火点90度(加熱すると100℃以下で火種なしで火が付く、ヤバい)

ジエチルエーテル
水に少し溶ける(水溶性)、日光に当てるとガスを出す

ガソリン
水に浮く、蒸気比重重く低所に滞留、燃焼範囲1.4~7.6
自動車用はオレンジ色着色

アセトン、ピリジン
無色透明の液体で臭い、水にも有機溶剤にも溶ける

エタノール、メタノール
両方とも水に溶ける、メタノールは猛毒、炎が見えにくい

酢酸、グリセリン
水に溶ける

重油
水に溶けない、水に浮く

は頭に入れておく。
物質によって「水に溶けない」「水に浮く」は即答できるように。

さらに単体で
 特殊引火物 酸化プロピレン 重合しやすい
 第2種引火物非水溶性 ブチルアルコール アルコール類じゃない
を覚えておいたら点になりました。

例題)
次のうち、正しいものはどれか
自動車用ガソリンは暗褐色の液体であり、水に浮く
二硫化炭素は100℃では発火しない
トルエン、メタノールはどちらも水に溶ける
重油は水に溶けず、水中では沈殿する
ジエチルエーテルを貯蔵するときは遮光しなければならない

暗褐色なのは軽油
二硫化炭素は90℃で発火する
トルエンは非水溶性
重油は水に浮く。「重」だけど浮く。伝家の宝刀ひっかけ。
あってる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?