「レジ袋いりますか?」

レジ袋が有料化され、コンビニで買い物をする際も、常に「レジ袋いりますか?」と聞かれるようになった。

わたしは、毎回、レジ袋が有料化されたことを忘れてしまっている為、急に「レジ袋いりますか?」と聞かれると、今日、買った物が持ち切れる量であろうが、持ち切れない量であろうが、咄嗟に「いりません!」と答えてしまう。次は気をつけよう、次は必ずレジ袋をもらおうと思っても、失敗する。

貧乏性だから、レジ袋が有料である事に体が勝手に拒絶し、反発してしまっているのだろうか。ケチくさくてやだなあと悩んで、いろいろ考えたのだが、ついに、ひとつの答えに辿りついた。

わたしが「レジ袋いりますか?」と聞かれて「いりません!」と答えてしまう一番の理由は、「レジ袋なんて欲しいと思ったことは一度もないし、ふつうにそんなのいらないから」だ。今日、買った物を入れるレジ袋は欲しいが、「レジ袋いりますか?」という質問には、今日買った物を入れるレジ袋かどうかに関係なく、レジ袋単品が欲しいかと聞かれてるように感じてしまうからだ。「レジ袋?そんなの欲しくねえわ」あたりまえだ。

だから、今後、レジ袋が有料化されているお店のみなさんは、わたしにだけはレジ袋が欲しいかどうかを聞かずに、勝手にレジ袋を使っていって欲しい。

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