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「笑の大学」

「三谷幸喜」という方、面白い人ですよね。

飄々としているけど、何処か世の中を冷静に見ている感じが、とても好きです。😊

今回は、この人が書いた「映画」について書きたいと思います。


昭和の初め、日本に戦雲が立ち込め、生活を蝕み始めた頃、その波は「演劇」にも及んで来ました。

劇の台本は「検閲官」と呼ばれる役人が、不適切な文言の削除や訂正を、作者に指示していました。

そんな頃の話しを、稲垣吾郎が「脚本家」、役所広司が「検閲官」としてほぼ二人のやりとりで物語が進む映画が、今回の「テーマ」です。

これは元々舞台での話しらしく、取調室のような閉鎖された空間を、第三者の立場である「聴衆」として僕たちがみているような「構成」です。

脚本家は、ある「喜劇」の検閲を受けに、警察署を訪れました。

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