徒然日記~緊急事態

「緊急事態」が、今日から適用される。

家から一番図書館は、期間中の閉館を決めたとのこと。

対して、私の職場は……イベントは中止。それ以外は通常通り。

この違いは一体何?

と、昨日は、昼休み中に散々他のメンバーと愚痴った。

区の決定に、こちらは従うしかない、というのが本当に今更ながら腹立たしい。

しかも、家族に止められなければ、「上の言う事だし~」と何とか出勤しようとしていた自分が、こうして時間をおいて眺めて見れば、「ありえない」とわかる。

だが、「緊急事態」の割には、昨年に比べて能天気なのは確かだ。

昨年の時も昨年の時で、外に出ると何となく閉塞感のようなものを感じてしまって、落ち着かなかった。

あれをもう一度経験しろ、と言われても……困る。

終わりの見えなさが、やりきれない。

それでも、「こんな状況でも頑張って開館し続ける」という上の人々が持つ、崇高な使命感に、巻き込まれるよりはマシなのだろうか?


美術館や博物館のほとんども閉まってしまった。

鳥獣戯画もゴールデンウィーク明けに見に行きたいと思っていたが、チケットは自動的にキャンセル扱いになった。

美術館が閉まる、ということはイベントが無く、それらについて記事を書く仕事は確保できない、ということになる。

とりあえず、「北斎と広重」は、予定通り書くとして。

美術書作りのためにやることもある。

だが、できれば単発の案件をもう少しできるようになりたい。

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