マガジンのカバー画像

sketchbook / doodles

35
スケッチブックや落書き、過去絵など
運営しているクリエイター

#thoughts

雨だとおもったら はなびら さくらのはなびらを 両手で受けながら ふたりでうすべにの 少女にかえりたい めくるめく 春はゆく かわらないで ほほえんで 貴女だけは あの人のむねの中 いつまでも咲いていて 束ねたその髪に 春風砂の風 貴女の横顔は やさしい歌のよう 陽をあびて 春の中 いえなかった あの想い 散って何処へ あの人に届けたい ひとひらの 夢のあと さくらの樹のしたに 静かにひとつずつ まぶしい想い出を うずめてしまいたい めぐりくる 春の日に 時のかけ

こんな日もあるよね

昔の日記帳にあった こんな絵。 毎日、電気を消してうずくまってばかりいた頃の、日記帳。 素直な、その時の、そのままの自分の姿だ。 最近知り合った心音さんという女性の絵に すごく共鳴してしまったのは すごく自分を素直にそのまま表してる彼女に 何か通じるものを感じてしまったからだ。 汚いものも何も隠そうとしない。 自分をスマートに演じようともしない。 そんな自然体だからメッセージをストレートに伝えられる。 こんな日もある。 マイナス思考で、うずくまってしまう日もある。

日々の生活

20050910 トランペットを吹きたくなったら  ラッパの絵を描き 雨が降ったら  クジラの絵を描く 稲妻が光りだしたら  電気を消してベランダに行き 誰かを想う時は  その人を描いてみる 今日は、 どうしたの?何かあった?  と、問いかけたくなるような、  すごい雨だった  こんな雨じゃクジラも飛べない 今は、鈴虫の音が  満点の星空のように、夜を満たしている

wasting

(空とひまわり:photoshopでお絵かき) 今過ごしているこの時間は何と無駄な、無意味な時間なのだろうと感じていた。 でも、無意味だった時間なんて、全く無かったことに気づく。自分で無駄だと思いこんで、自分でその時間を無駄にしていただけだったことに気づく。 どんなことでも、どんなしょうもないつまらないことでも、そのひとつひとつが、今の自分を支えていることに気づく。 つらいことや、幸せなことだけじゃなく、ただ流れてゆく平凡な時間さえも、本当に必要としていた自分に気づく。