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【お寺の話】お寺に集う

今日はお寺で会合がありました。

去年はコロナで中止だったため、初めての参加です。怪しげに漂いながらあたふたとできる限りのお手伝いをしている内に、あっという間に会は始まりました。


最初はお勤めです。お彼岸やお盆といった法要の時は、裏方仕事がありお御堂の中にいないので、沢山のご門徒さんと一緒にお経を読ませてもらう機会は貴重です。

「私の音程大丈夫かしら…」なんて雑念と闘いつつお経を読んでいると、何とも言えない不思議な気持ちになってきます。(決して集中していない訳ではありません😅)

義母が最後の挨拶の中で、「こうやって皆が集まってくださることのありがたさを改めて感じています」と感謝の気持ちを伝えていたのが印象的でした。

ここ(お寺)に来てくださっている方にとっては、お寺が身近にあって、足を運ぶ機会があるということ。前に別の記事で少し書かせてもらったのですが、お寺との距離感が近い環境と言ったらいいのでしょうか、夫と結婚していなければきっと知らなかったんじゃないかな?という世界です。

お寺は歴史の中で色々な役割をしていたそうですが、代々に渡り、自然なこととしてお寺に人が集っていたのではないかと思います。

ただ、お寺離れという言葉も聞かれるように、来てくださるご門徒さんがいるのは、自然なようで当たり前ではない。とてもありがたいことなのだと感じます。


お寺側の人間になった今、これからの時代にお寺が果たしていくべき役割、その中で自分にできることは何だろう?

まだまだ至らないことだらけで、微力な存在ですが、しっかり考えていきたいです。

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