見出し画像

社内報を軌道に乗せるために必要な3つのこと

先日まで、某社のweb社内報立ち上げから記事作成までを担当していました。

私自身、社内報の立ち上げは初めての取り組みで試行錯誤もありました。ご一緒した方々と修正などを加えつつ、プロジェクトを離れる頃には半分以上の社員の方に見て頂き(UU)、また、毎週2〜3本の記事を公開するルーティンも作れていました。

●社内報作ってみたいけど三日坊主になるのが不安……

●メンバーに認知してもらい、UUに繋げたい……

そんなふうに思っている方へ

「社内報を軌道に乗せるために必要なポイント」

を3つご紹介します。

社内報を軌道に乗せよう①:コアとなる方々の熱い思いを知ろう

当たり前ですが、「社内報やろうよ」と言い出す人が誰かいないと社内報やることにならないですよね。

まず、「やろう」と言った人がどんな熱い思いでやろうとしているのか理解することから始めましょう。

もしあなたが言い出しっぺなら、なぜあなたが社内報をしたいのか、言語化できることが重要です。

そこから、目的を明確にし、目標を定量化し、可能なら定期的にその目標を確認しましょう。

具体的には、アンケートを取ること、アナリティクスなどを活用して数字の確認をすることです。

アナリティクスでは、PVとUUは最低限日割りで確認。施策と数字がリンクしているか、どの企画が当たっていたのかあたりはチェックするといいと思います。

って、Webメディアのやり方と変わらないですね💦

社内報を軌道に乗せよう②:協力者を作ろう(できるだけ自然に!)

私は先述のプロジェクトに2年強関わりましたが、

協力者を自然に形成できた点が2年間続けてこられた一番の理由だと思っています。

「出来るだけ自然に」というのが実は大きなポイントで、役割としてメンバーに義務的に加わってしまうとやる気が起きづらいんです。

例えば、あなた今年一年○○係もお願い、と何か仕事とは別の係を振られてしまうと憂鬱になりませんか?

マイナスのモチベーションは社内報には結構危ない。

社内報は売り上げには直接関係しないので、どうしても兼務になりがちです。私はパートナー的立ち位置で、週2日の専業コミットだったのですが、逆にお手伝い頂ける方は完全のボランティア的に私に情報提供してくださいました。

だから、私と打ち合わせしても極端な話、仕事の成果にならない・・・それでも協力して頂けたのは、社内報が自分の仕事に役立つ実感を持ってくださったから。

社内報だと、離職率が上がっていたりエンゲージメントが低下しているなと感じる時に検討される施策の一つだと思います。

だから、社員の方々とのエンゲージメントに関わる人と仲良くなる。で、こんな風に仕事に貢献したいと伝える。そんな形で、間接的に自分の仕事のためになるじゃん!と思ってくれそうな方(つまり協力してくれる方)へ自然にメリットをお届けできると良いですよね。

私の場合、仲良くしてくださった方々が、たまたまそういうポジションの方が多かったので本当に本当に助かりました・・・!


社内報を軌道に乗せよう③:公開ルーティンを作ろう(フローやルールではなく、ルーティン!)

最後のポイントは、「記事を公開するルーティン」を作ることです。

ルールでも、フローでもありません。「ルーティン」です。これ絶対。

コンテンツマーケの領域においても「行動指標」は重視されると思います。月何本出すとか。でも、月●本という本数でのルール化は社内報においては危険だと私は思っています。

なぜか?それは社内報の環境は兼任者が多いからです。

フローやルールを作っても、忙しさにかまけてそのフローやルールが守られず公開されない記事が増えたり、更新が滞るリスクがあります。

「必ず●曜日には記事がテストアップされている、△曜日はそれをチェックして公開する」

「そのために、■曜日にはその週公開する記事の最終確認・目線合わせをする」

そうしたルーティンを作り、ルーティンを守るため主要メンバーが毎週の業務に組み込むなどの工夫が必要です。

また、社内報の公開が毎日とか、3日に1回とかの企業になるとそのルーティンの間隔がどんどん短くなるというわけです。

社内報の継続=熱意+協力体制+仕組み化

社内報を継続するために必要なことについて3つまとめました。

熱意、協力体制、仕組み化。

絶対必要だと私は思っています。

このあたりを整備出来ればまずは継続できると思います。

まずは継続。それができたら、今度は記事の企画や施策の評価に移りKPI達成のためPDCAを回す!よりよい社内報を継続するために動きましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?