ミス沖縄を目指す8名から学んだ「学び続けることの大切さ」。

ハイタイ！阿波根あずさです！

今日のnoteは11月3日に行われた「ミス沖縄2019選出大会」について書きます。
私は、今回の選出大会の約2ヶ月前に講座「ミス沖縄になるための独学法」を開きました。そして今回、講座を受けてくれた方の中から3名が「ミス沖縄2019」として選出されました！

ミス沖縄にスピーナ瑛利香さんら3人選出　「空手で培った経験生かす」 | 沖縄タイムス＋プラス　ニュース | 沖縄タイムス＋プラス

玉城真由佳さん、スピーナ瑛利香さん、譜久里美樹さん、本当におめでとうございます！！！

自分の生徒が3人ともミス沖縄に選ばれるのは、私にとっても嬉しいことです。
しかし、受講生の中で選出されなかった方もいました。
選出大会は、誰がミス沖縄になってもおかしくないぐらい、ハイレベルな闘いでした。だからこそ、勝者の喜びにも敗者の悔しさにも共感。ビジネスで、ここまで複雑な感情になったのは初めての経験でした。
また私自身も、約2ヶ月間、懸命に自分自身と向き合う彼女たちを見てきて「もっと学ばないと本当にダメになるな」と痛感しました。

私が開講した「ミス沖縄になるための独学法」第1回の講座には6名が参加。講座が終わった後もSNSを見て「講座を受けたいです」という声があり、最終的には10名の皆さんが受講してくれました。
そのうち、エントリーシートを提出したのが8名。そして8名全員が、今回の選出大会のファイナリストに選ばれました。

講座初日は、エントリーシートを提出する約1ヶ月前。自分のどこをPRしたらいいか分からないという彼女達に、自分がミス沖縄になるためにやってきたことを全て伝えました。一所懸命メモを取りながら「本気でミス沖縄になりたい！」と願う彼女たちの目はでーじキラキラと輝いていて、講座をやっている自分が受講生から大きなパワーをもらいました。

第1回の講座が終わり、その後はグループLINEを作って情報を共有。時間を設けて、1次面接前や最終選考の前なども一緒に自己PRや質疑応答の練習をしました。
彼女たちは、とにかく変化のスピードが早い。会うたびに自分の殻を破ってくる方、３度目の正直を信じて闘う方、琉球・沖縄の歴史を学び続けている方、社会問題を解決するために自分なりに企画を考え実行する行動力がある方。どの生徒も魅力的で、講座をしている私が圧倒されるほどでした。私がミス沖縄を受けていた時よりも、何倍もレベルが高い。

講座では、かなり突っ込んだところまで、彼女たちに質問をしました。8名のミス沖縄を目指した動機やコンプレックス、過去のトラウマなど、できれば人に話したくないようなことまで掘り下げて話を聞きます。でも、そこまで聞くからこそ、彼女たちの本当の魅力をぐぐっと表に引き出せるのではないかと思い、私も覚悟をして「なぜ？」と問う。自分自身の心の奥底の本当の素直な思いと向き合って初めて、自分は何が好きで何が得意で、何のために存在しているのか、を見つけられるからです。

「あずささん、どう改善すればいいか分かりません」
と、夜中にLINEが来ることもありました。

「自己PRを聞いてほしいので電話していいですか？」
と、指摘を受けたところを改善してすぐに連絡する方もいました。

皆さん、とにかく必死で必死で学んで、自分自身と向き合い続けていました。

思い返せば私も、ミス沖縄の試験を受ける時は、とにかくできる限りの勉強はしました。
でも、ミス沖縄になって以降、琉球・沖縄について継続的に勉強し学びを深めてきたかと問われると、決してそうではありません。自分が今後の人生100年時代をどう生きたらいいのか真面目に考えず、立ち止まっていた時期もありました。サボっちゃいけないところをサボってしまった。起業してやっと、そういう自分からは抜け出せてきたなというレベルです。

「正解のない問いに対して試行錯誤し自分なりの回答を出しながら同時に学び続けなきゃ、自分の成長は止まるし、自分が生み出せる価値も少しずつ減っていく」

と、彼女たちの姿を見て改めて気づき、猛省しました。

そういった意味でも、今回「ミス沖縄になるための独学法」の講座を開いて本当に良かったと思っています。私も学ばせてもらいました。彼女たちには感謝しかありません。

ミス沖縄2019選出大会本番。
私の講座を受講した8名は、それぞれが今持っている力を最大限に振り絞って大会に臨んでいました。自己PR、特技披露、質疑応答と、良し悪しはありますが、私が約2ヶ月前に会った時よりも何倍も成長していたんです。手に汗を握りながらその姿を舞台裏から見ていて「あぁ、本当に素敵なメンバーに出会えたな」と心からそう思い感動しました。

結果発表で3名の名前が呼ばれ、その後ろには選ばれなかったメンバーの姿もありました。私としては、本当に胸の裂けるような思いでした。でも、選ばれるのは3名のみ。現実はとても残酷です。控え室で涙を流した候補者の皆さんは、とても悔しかったと思います。でも、それは自分が全力を出したからこそ流せる涙。私には彼女たちがとても輝いて見えました。本当に、カッコイイ！！！

約2ヶ月間で大きく成長した、ミス沖縄を目指す8名の姿を通して私自身が「学ぶ大切さ」を再確認させてもらいました。私も、これから、さらに琉球・沖縄について学びを深め、自分と徹底的に向き合い、キラキラ輝いていた8名以上に胸を張れる生き方をしていきます！！！