「兆し」
月は、天秤座。
朝のうちは、射手座の水星・金星ペアと仲良し。
夜遅くなってくると、水瓶座の土星と連携する。
蠍座の太陽と魚座の木星も、おおらかに繋がっている。
山羊座の冥王星もそれらと手を結んで、小三角が続いている。
なんだか、不思議とあたたかな気持ちになれそう。
誰かが背中を押してくれているかのように感じながら、リラックスしながら、自然と出てきた好奇心をそのまま楽しむことができそう。
日常で浮かんでくる疑問も、きっと時にはいいスパイスになってくれる。
・・なんてほどには、のうてんきにはなれないかもしれないけれど、
何の根拠もなく、意味もなく訪れることなんて、きっとない。
そういった意味では、漠然とした不安を抱える必要などないのだ。
ギュッと煮詰まっていたものがあれば、それがほろほろとほぐれる。
終わりがないように感じていた作品に、完成形が見えてくる。
あるいは、その「兆し」の存在を信じることが、きっとできる。
「わたし」がはぐれてしまわないように、もしもの時には「何か」が繋ぎとめてくれる。
なんとなく、そんな気分になれそうな日。
わたしの文章や占いには、よく「自分」という言葉が出てきます。 これは「自分」というものを励ましたい、「自分」が自分らしくありたい、という願いのあらわれなのだと思っています。 読んでくださる方も「自分らしく」いられるように、少しでもその励みになることができたら、とても嬉しいです。