人前で緊張してしまう人へ

ピアノの発表会、学級会の司会、生徒会の司会、人前で歌う、バンドで演奏する、学会発表、シンポジウム登壇、テレビの生放送、講演会、ギャラリートークなどなど。さまざまな「本番」でたくさん緊張し、恥をかいてきました。そしてたどり着いた処方箋です。


1、十分に練習すること。

もし人前で行う何かの「練習」ができるとしたら(楽器の演奏、歌を歌う、プレゼンなど)、時間の限りまずは練習して下さい。もうこれ以上練習できないというぐらい真剣に何度も何度も練習して下さい。練習は自信を与えてくれます。練習するときのこつは、今なら間違えてもいいんだ!と思って思い切りやることです。それと同時に、絶対本番はうまくいく、という気持ちも育てて下さい。

2、演じること。

「いつも人前にでたら緊張してうまく話せない」と思うのを打ち消すレベルで、「人前に出ても全然緊張しないで、普段以上の力を発揮できる人」だと思い込んで下さい。なりきって下さい。できるだけ具体的なところまで演じて下さい。あなたは役者です。本当はあがり症でも、演じて別人になってみましょう。この方法は、身内がオーディエンスにいないときやりやすいです。

3、沈黙を恐れず、間を取ること。

もしも自分で間を取れるような舞台の場合は、ゆっくりと間をとって下さい。水をひとくち飲んだり、長い深呼吸をして下さい。びっくりするぐらい落ち着くことができます。沈黙が注目を集めるような気がするかもしれませんが、そうでもないものです。余裕があれば、口角を少しあげてみて下さい。「演じること」と合わせ技です。

4、終わった後のことを考える。

あなたの前のオーディエンスたち。彼らは今夜寝る前に、今日緊張していたあなたの様子を覚えているでしょうか?きっとそんなことないですよね。彼らはきっと、晩御飯を食べる頃には早々とあなたのことを忘れています。そんなもんなんです。人は意外とあなたに注目していない。たとえあなたが何か失敗したところで、そんなことはたった数分間、長くて数十分のことなんです。ね、気が楽になりませんか?


あなたの緊張がうまく解けますように!




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