ホン・サンス「クレアのカメラ」

ホン・サンス監督、キム・ミニ主演の映画がこの夏4本一気に日本で公開されたが、今日「クレアのカメラ」でようやく全てコンプリートした。


どうしてあんなにほとんど何も起こらないのに、目が離せないんだろう。どうして奇妙に冷めたカメラワークなのに、没入させるんだろう。どうしてキム・ミニが泣くとこちらも泣きたくなるんだろう。あのだらだら飲み食いして男女がぐだぐだする感じ、最高。しかし「あなたの未来がうつるんです」のキャッチコピーはちょっと違わないか?

なんだか破局説があるみたいだけど、新作の「GRASS」はすでに映画祭で公開されていて(釜山ではふたりの会見はなかったらしい)、早く日本でも公開されないかなあ。


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