ホメオパシーの話(風邪編)(7)

今回は2日分です。咳が一番ひどい時期。自分なりの咳の分析、ホメオパスに相談してレメディのチェンジ!


眠れなかったわりには寝不足感なく仕事へ。相変わらずの咳。扁桃腺についていた膿はだいぶ少なくなった。急に我慢ができなくなってむせる、吐くような咳が職場で何度か起こった。鼻水はもはやでないが、鼻の奥の方がつまっている感じがする。鼻の中の乾燥感がひどい。昼食は厳格なベジタリアンごはん。ちょっとボリュームがあるが完食。冷たいほうじ茶が供されるのがとても美味しい。夕食は前日とほとんど変わらないメニューで、味噌汁、ごはん、納豆、ねぎの炒め物、八朔など。咳を我慢するときに空気を飲み込んでしまうみたいで、お腹が膨れる感じがあるなあ。レメディは前日と同じものをリピート。Tuberculinum bov. 10 MとLycopodium 10M。0時頃に布団に入ったがやっぱり寝付けず。前日よりはましだったが、咳が断続的に出る。3時の時計は見た。


翌日の朝は少し寝坊。起きると咳のせいで腹筋と背中が痛く、咳のしすぎで喉もひりひり痛い(扁桃腺とは別の痛み)。電車でむせて、職場でもむせる。午後は、大きな声で長い時間話をする必要があり、そのあとはてきめん咳のダメージがきた。一度は本当に辛くて、廊下にでてふらふらしていたらアシスタントの子に見られて心配されてしまった。そりゃそうだ、目から涙、鼻から鼻水…。ちなみに食欲などは通常どおり。お昼は辛くないレンズ豆のカレー。つけあわせのピクルスのお酢が喉にひっかかる感じがある。夜は前日とほぼ同じメニューだった。


この日に確信したけれど、私のこの発作のような咳は本当に喉の入り口だけの問題だと思う。つまり、咳をこらえようと思って唾を何度も飲もうとするうちに、粘度の高い鼻水が気道をふさぎ、息が吸えなくなって喉から妙な音が出る、窒息して死にそう…という流れ。つまり、ぜんそくとか気管支炎とかではなくて、完全に鼻と咽頭の問題なのだ。


この日もTuberculinum bov. 10 MとLycopodium 10Mを取ったが、さすがに咳もひどさを増しているし、指定された日数をこえたので、ホメオパスに電話で相談。この時点での主訴は、咳。あとは粘つく鼻水、後鼻漏など。話すと咳が出るので、電話はかなり聞き苦しかったと思う。少しするとSMSがきて、Pulsatilla 10Mを今すぐ飲み、朝にも一度とって、昼までに一度報告してほしいとのこと。ラジャ。


このレメディが効いてくれるかどうかで QOLがだいぶ変わる。昔はこの咳の状態になると長引いた。特に何の薬がきくわけでもなく、鼻と咳の状態がえんえんと続くのだ。これは本当にうんざりなのだけど、今その状態にはまりつつあるので憂鬱な気分だった。


熱いシャワーはとても気持ちが良い。喉が潤うし、身体が温かくなるからだ。レメディをとってから1時間後ぐらいに布団に入った。枕に頭をつけると同時ぐらいに、右の鼻から黄色でさらさらの透明の水がでてきた。鼻血のような感触。なんだこりゃ、と鼻をかみ、もう一度寝るとまたでてきて…を5回ぐらい繰り返す。なんとなく鼻はすっきり。咳も少し少なかったかな?という感じでとりあえず寝た。



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