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【1分で読める事業承継・M&A記事】わかりやすい短編マガジン

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難しい事業承継・M&Aの記事を、「短く」そして「わかりやすく」解説しています!どれも1分程度で読める記事にしてあります! 是非、ご覧ください!
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スモールM&Aで企業買収を成功させる鉄則は速攻でトップ面談!⑤

まとめ以上、トップ面談を早期に実施しなければならない理由をご説明しました。 以前の記事でも述べた内容ですが、スモールM&A且つ、優良案件の場合、最短で2ヶ月程度での最終譲渡契約の締結も珍しくなくなりました。 まず6か月もかからないです。 本気でスモールM&A市場での買収を検討する場合、投資の意思決定には時間をかけてはいけません。 その足掛かりとしての重要なフェーズであるトップ面談は一番手で行い、その勢いのままに、基本合意の締結までもっていける環境を整えておくことが重要

スモールM&Aで企業買収を成功させる鉄則は速攻でトップ面談!④

スモールM&Aにおいて買収を成功させるには、トップ面談を早期に実施しなければならない理由先手を打つことで競合他社よりも交渉を優位に進めやすくなる 他の買い手候補よりも早く、売り手の心をつかみ、情報収集・精査を行ったらいよいよ具体的な交渉に移ります。 売り手としては当然、交渉条件が最も良い先と譲渡契約を締結するわけですが、優良案件で、買い手候補が多数存在する場合、売り手は各々からくる交渉条件に目移りしてしまうものです。 そうなると不毛な条件交渉合戦となり、買収金額も跳ね上

スモールM&Aで企業買収を成功させる鉄則は速攻でトップ面談!③

スモールM&Aにおいて買収を成功させるには、トップ面談を早期に実施しなければならない理由2⃣必要な資料が集まりやすい スモールM&Aにおいてよくある事なのですが、トップ面談前よりも後の方が、もらいたい資料が収集しやすいです。 なぜならば、一度面談し、好印象を受けた買い手候補には全ての情報を開示しようという心理が売り手側に働くからです。 ここで覚えておいていただきたい事は、他社に先駆けてトップ面談を実施する事により、いち早く検討材料を入手できるという事です。 他の買い手

スモールM&Aで企業買収を成功させる鉄則は速攻でトップ面談!②

スモールM&Aにおいて買収を成功させるには、トップ面談を早期に実施しなければならない理由スモールM&Aにおいて買収を成功させるには、トップ面談を早期に実施しなければならない理由をご説明します。 1⃣一番手でトップ面談することにより売手の心をつかんでおく どんな場面においても1番初めの事は印象に残りやすいものです。 トップ面談についても例外ではありません。 トップ面談は買収を検討している複数の会社と実施されることが一般的で、売り手側としては回数を重ねるごとに、トップ面談

スモールM&Aで企業買収を成功させる鉄則は速攻でトップ面談!①

スモールM&Aで企業買収を成功させる鉄則は トップ面談で先制パンチ!!!M&Aの流れとして、まず売り手ならば企業概要書を作成し、買い手先の探索をしますし、買い手なら企業概要書を入手して交渉可否の検討、その後、両者より質問事項などをスモールM&Aアドバイザーを通してやり取りし、トップ面談というのが一般的な初期交渉です。 トップ面談とは、単なる両者の顔合わせやご挨拶だけではなく、お互いのビジネスや経営方針、理念などを確認し、スモールM&A成立後のイメージをより深く理解するための

M&Aで脱サラしたい方へ!スモールM&Aにおいて営業利益0の会社が売れるわけ!③

まとめ以上、スモールM&Aにおいて営業利益0円の会社が売れるわけについてを、ご説明させていただきました。 今回は、簡単にご説明させていただきましたが、役員報酬の他にも、その案件の安全性、収益性、成長性など、その他の要素も検討材料に入れなくてはいけません。 ただ、営業利益0なので、検討対象から即外すのではなく、その案件の中身をよく見るようにして下さい。 中には、金の卵が眠っているかも知れません。 最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。 スキやフォロ―をいた

M&Aで脱サラしたい方へ!スモールM&Aにおいて営業利益0の会社が売れるわけ!②

なぜ、営業利益0円の会社が売れるのか?営業利益0円の会社が売れる理由と、その案件の検討ポイントについてご説明します。 ✅見るべきポイントは役員報酬 ご確認いただきたいのが役員報酬です。 ご自分で会社を経営されている方にはご理解いただけると思いますが、税金対策のため、損益をトントンにされる経営者の方が多い事でしょう。 当然、売り手も同じように損益トントンで決算を終えられるよう、何かしらの経費で調整しているのです。 そこで見ていただきたいのが役員報酬です。 例えば、役

M&Aで脱サラしたい方へ!スモールM&Aにおいて営業利益0の会社が売れるわけ!①

スモールM&Aにおいて営業利益0円の会社が売れるわけとは!?会社買収をご検討された際、M&Aマッチングサイトで検索される方が多い事でしょう。 その中で、営業利益0~100万円などの案件が掲載されている事が度々あります。 一見すると利益が出ていないので、「この案件の検討は回避」という判断をされると思いますが、数か月後に「成約済み」にステータスが変更されており、なぜ成約したのだろうと疑問に思われた事はないでしょうか? 今回は、スモールM&Aにおいて営業利益0円の会社が売れる

個人でも会社を買えるのか!?M&Aで脱サラしたい!!!④

まとめ以上、個人でも購入できる会社の探し方と注意点を、ご説明させていただきました。 ここでは会社の探し方と注意点についてご説明しましたが、まず一番初めに実施していただきたい事は、ご自分の買収ニーズをしっかり固めておくことです。 買収予算は? 買収資金は自己資金か借入?または両方か? どういった業種? 規模は?ー売上や営業利益、資本金だけではなく、従業員数なども ご自分の経験がどう生かせるか? 地域は? 赤字経営でもOKか? 債務超過でもOKか? など、最低

個人でも会社を買えるのか!?M&Aで脱サラしたい!!!③

個人でも購入できる会社の探し方と注意点昨日の続き! 2⃣M&A仲介会社に依頼する 一番手っ取り早いのがこの方法です。 M&A仲介会社は、各社独自の案件探索ルートを持っているので、ご自分の買収ニーズをお伝えし売却案件の紹介をしてもらう事が可能です。 また、M&A仲介会社も上記でご説明した、M&Aマッチングサイトに支援専門家として登録していることが多く、サイト内の探索や交渉についてもかなり慣れています。 買収を急ぎたいのであれば、独自のルート+M&Aマッチングサイトを駆

個人でも会社を買えるのか!?M&Aで脱サラしたい!!!②

個人でも購入できる会社の探し方と注意点 2つ個人でも購入できる会社を探すには、どういった方法があるのでしょうか? その注意点も含めてご説明します。 1⃣M&Aマッチングサイトで探す ここ5年ほどで、M&Aプラットフォームの数も増加傾向にあります。 M&Aプラットフォームとは、会社や事業を売却したい方(売り手)がサイト内に会社や事業の概要を掲載し、買収希望の方(買い手)が閲覧・アプローチが可能なマッチングサイトです。 掲載されている案件も大口案件からスモールM&A案件

個人でも会社を買えるのか!?M&Aで脱サラしたい!!!①

会社をイチから立ち上げるよりも会社を買って一気に社長へ!!!現在、企業に所属している方でもいつかは会社を立ち上げ、一国一城の主になりたいと考えている方も多いのではないでしょうか? 起業という方法も、もちろんありますが、会社を買収し一気に会社の代表へと、お考えの方もいらっしゃることでしょう。 しかし、現実的に考えて個人の財産で買える企業はあるのでしょうか? 結論から言うと、存在します。 近年では、3,000万円を下回る金額で市場に出ている案件も珍しくはなく、時には500

スモールM&Aがスピードを重視する理由 6つ③

スモールM&Aがスピードを重視する理由 6つ5⃣買収担当者の設置 ここ10年ほどで、M&Aに力を入れる企業が増加してきました。 一昔前までは、トップが自ら買収交渉を行っていましたが、近年では社内に買収担当者を置き、買収網を広げている企業も珍しくないです。 最終的な買収の意思決定については、当然トップが行うのですが、スモールM&Aの場合は、社内決裁も取り付けやすく、買収までの期間がかなり短縮されています。 6⃣買収頻度が多いさきが増えた M&A市場活況下で、複数回の買

スモールM&Aがスピードを重視する理由 6つ②

スモールM&Aがスピードを重視する理由 6つ 3⃣売却希望価格が上がってしまう スモールM&A案件且つ、優良案件において、買収候補先は通常のM&Aよりも複数の方が手をあげられます。 そうなってくると、売り手側の判断としてはより高い購入意思を持っている先との交渉を継続していくので、結果的に買収価格が当初よりも高まる可能性が出てきます。 いわゆる、入札になってしまうので、意思決定にまごついている暇はないのです。 4⃣M&Aマッチングサイトの進化 近年では、M&Aマッチ