行政書士になったわけ
こんにちは。
行政書士の乾瑛美子です。
今日は第1回目のブログということで、私が行政書士になった理由についてお話しできれば、と思います。
私は中学生の頃、社会の先生が「裁判は公開されており、誰でも傍聴できるので、一度傍聴してみると勉強になるよ」とおっしゃったので、実際に裁判所に足を運んで裁判を傍聴してみました。
裁判の傍聴をきっかけに、法律に興味を持ち、大学は法学部に進学することを選択しました。法律の勉強は覚えることが多くて結構苦労しましたが、せっかく大学で法律の勉強をしたのだから、勉強したことを形にしたいと思い、大学卒業後、行政書士試験を受けて、資格を取得しました。
大学卒業後は、銀行に就職し、大阪でしばらく仕事をした後、二年前に転職をきっかけに東京にやってきました。
東京での仕事は、かなりやりがいがあり、充実をした毎日を過ごしていたのですが、そんな時にコロナ禍となってしまいました。
当り前のように人が集まることが出来なくなり、リモートワークが増えていく中で、直接人とお話をする機会もかなり減ってしまいました。
連日コロナのニュースを見聞きする中、感染されて苦しい思いをされている方や、コロナ禍で経済的に苦しい思いをされている方が沢山いらっしゃる、ということを知り、何とも言えないやりきれない気持ちになりました。
私自身も人との関りが減って毎日の生活の中で寂しい思いをして過ごしていた中、今何か自分にできることはないだろうか、と思いました。
自分には社会を変える様な大きなことは出来ないけれども、ほんの少しでも、自分が社会に良い影響を与えられるのであれば、今、自分にできることを精一杯やろう、と思いました。
そこで、資格を取得しただけで何年も使わずにいた、行政書士の仕事を始めてみようという気持ちになりました。
人は必ず死んでしまいますが、人が亡くなるとき、最期に思うのは、大切な人やご家族のことだと思います。
私も昨年父を亡くしましたが、父は最期まで私達家族のことを一番に思ってくれました。
誰かが亡くなってしまったときに、残されたご家族が安心して仲良く暮らしていけるよう、少しでも誰かのお役に立てれば、と思っております。
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