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【‘‘知力を磨く’’】#5.

-#1.言葉の海へ飛び込み、言葉を紡いでゆく-
[エッセイ]

本を読んでいると、これまで積み重ねてきた読書人生の中で、私はどこまで成長出来たのだろうかと、ふと考える瞬間というのがあります。

読書で培われてきたものというのは、自分自身にとっては、とても大切なものとして捉えています。

文学や自己啓発、ビジネス書などを読み、得たものは私にとっての学びでもあり、同じ読書好きな方々との繋がりを作ってくれたかけがえのないものでもあります。

Twitterを始めてから、知ったこと。

それは、私以外にもたくさんの読書好きな方々がこの世には、たくさん存在するということを知り、同じ好きなジャンル、または違ったジャンルが好きな方々同士でも、本好きという共通点があり、SNSを通して好きなもの、あるいは価値を共有していく中で、私の中の興味の幅も実際に広がっていき、今まで知らなかった世界を知るきっかけにもなりました。

そして、何よりもTwitter、noteでこれだけの多くの方々と繋がりを広げられたことは私自身はとても大きなイベントだったと言っても過言ではありません。

そして、私が一番自分の中で変われたことというのは、何よりも読書好きということから、Twitter、noteを始めてからは文章を書くことにも興味を持つようになったということでありました。

Twitterから、noteへと文章を書く習慣を習慣化させてから、読書と同じくらいに文章を書くことが好きになったのは、Twitterやnoteのおかげであると感じています。

今考えてみれば、これまでの読書経験がなければ、ここまでnoteに記事を書けてこれなかったかもしれないと改めて思います。

私自身は本を本格的に読み始めたのは、18歳頃で遅咲きではありましたが、ある時本を読むのが好きになってからは、色んな本を読むことが楽しくなっていきました。

あらゆる、物語や学問には潜在的な価値が秘められており、そういったものに触れる度に、自分にはない知識や知見を発見出来る喜びを知るきっかけにもなりました。

本によっては、自分にとって読みやすい本や読みにくい本といったものはこれまで色々とありましたが、どういった内容の本でさえ、ある時、自分がどうしようもなく落ち込んで立ち直れなくなってしまった時でさえ、過去に読んだ本が時間を遡って、自分をある時、救ってくれることだってあると思います。

あの時に、本屋でたくさん買ってそのまま、机に置きっぱなしにして、1ページも開いていない積読の山々は今は押し入れにしまい、私の家に眠っています。

ですが、積読というものを考える時、自分にとっての知的好奇心が刺激され購入したものだと考えると、好奇心というものは尊重すべきものであると私は思います。

本を購入して、すぐ読むか、あるいは数日、数ヵ月、数年、数十年、その先も読まない場合も考えられます。

しかし、読書の特性というものは好奇心の幅を広げさせ、そこから学びへと変えるものであると思います。

好奇心というものを自分の手で断絶させてしまえば、そこで自己成長はストップしてしまう恐れがあります。

読書では、己の好奇心を刺激させ、新たな探求心を芽生えさせるものがあると感じています。

そして、読みから、書くへのステップにより、創造力が鍛えられ、表現力というものが身に付くと私自身は考えています。

読書とは、自分のないものを探して、小さなピースを拾い集めていく作業でもあり、人によってはそのピースの形や大きさ、色といったものまで違っていたりします。

本の世界には、まだまだ、私たちが知らない無数のピースが眠っているものだと感じます。

何故、私たちは日々、読書をしているのか?

それは、私たちが日常の中で活字を含めた、文字、言葉を愛しているからだと考えています。

会話は、言葉がなければ成立しないし、メールや手話にだって、言葉を必然的に使うものだと思います。

そういった言葉を自分の中に取り入れる手段としては、身近な存在である読書は極めて有効であります。

これまでの読書生活の歩みで、これから先も、私は言葉の海に飛び込み、自分の言葉を紡ぎ、読書を楽しみながら、より成熟した大人へと成長していきたい、そう思いました。

まだまだ、大人へとなりきれていない自分がいる、そう感じることもしばしばあります。

感情的に物事を捉える上で、言動に問題があるなと客観的な立場に立ち、初めて気付かされることもよくあったりします。

怒ったり、感動して泣いたり、笑ったり、喜んだり、いつものことだけど、少しずつ変わったなと思える時はちょっと大人になったなと思ったり、両親や知人から直接言われたりすると、それは嬉しいですし、自分の中で確信へと変わります。

言葉に触れて、言葉を知り、自分なりの言葉を紡いでいく中で、これからの私は私なりの最高の人生を送りたい、それだけが夢であります。

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