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【‘‘本から、そして言葉へ離れる’’】

この記事を書いている今、私は読書から離れて、そして言葉に通じるものから距離を置いている。
本を読むことは、好きなのは間違いないのだが、読みたいとか、読みたくないといった感情ではなく、本から、そして言葉から離れていたいという気持ちが正確な表現だと感じています。
人と距離を置いて、一人でいたい、そうした心理に近いような気がします。
言葉や人から、意識的に離れていると、気持ちが軽くなって開放的な気分になります。
もともと、一人で過ごすのが好きである私にとっては苦ではなく、むしろ一人でいることで自分を見つめ直す機会が与えられ、自分という存在がどのような人間なのかということがなんとなく理解出来ているような感じがします。
言葉や人の存在を自分の中に取り込みたくない、介入されることもなく、考えなければいけないことを放棄して自分の心の声だけに耳を傾けていたい。
感情は、様々な形へと変容して、自分を救うこともあれば、苦しめることさえもある。
離れることは、逃げることではなく、自分を守ることでもあると感じています。
外側と内側までの壁は厚くはなく、むしろ薄すぎるぐらいであり、言葉の伝え方や伝わり方というものが分からなくなることがある。
曖昧で不確かな世界から何かを知る為に、本や人の存在は、大きいものだと思えた。

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