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[日記]【‘‘遥けさ’’】

逆境というものは、避けるべきか、あるいは乗り越えるべきかという問題について、ある動画を見て考えさせられることがありました。

ドラマや映画、小説などでは逆境を乗り越えて強く成長したという描かれ方をしている作品をたまに見受けられることがありますが、実際問題、しんどい体験を誰もが乗り越えられることではないというのが現実問題だということを痛感させられました。
動画内で、ACEという言葉を知りましたが、ACEとは、逆境的小児期体験(Adverse Childhood Experience : ACE)の略であり、小児期における被虐待や機能不全家族との生活による困難な体験という意味があります。
こうした逆境体験は、対象者にとって鬱や不安障害を抱えてしまうリスクがあり、私たちが思う逆境体験は想像以上の弊害があるものだということが理解出来ます。
ACEの特徴としては、親やその前の世代からの強い影響によって子へと逆境体験が繋がることが考えられ、そうした逆境体験は過去へ遡り、根本的な問題を探してから解決しなければいけないのではないかと思いました。
家庭内に抱える問題は、それぞれ事情があるものであり、複雑な問題だからこそACEが発生する場合もあるのではないかと考えさせられることがありました。
逆境体験を積み重ねれば、重ねるほど、心身の負荷は重くのしかかり、自身に影響を及ぼしてしまう場合があるのではないかと考えられます。
ACEの問題は、家庭環境の内側から注意を向けるのではなく、外側にある問題から注意を向けて、原因を明らかにして解決しなければいけないのではないかと感じました。

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