【‘‘読むこと’’】
今と昔を比べると、明らかに読書量が激減してしまったことが前からありました。
私自身が読書を好む理由の一つとしては、本はたくさんあるコンテンツの中でも長い歴史があるし、親しみを持ったものそれが最初であり、始まりであったからであります。
音楽や映画、絵画の魅力にハマっていれば、読書することはなかっただろうと思いますし、芸術全般に言えることだと感じますが、芸術の役割というのは受け手の感性を刺激することが芸術であり、本を読むという行為はそうした芸術性の枠にはまらないものがあるところに惹かれたのだろうなと思えます。
たくさん本が読めるといいなと、常日頃から考えたりしていますが、映画も音楽も全てを受容するには限界があることを自覚して諦めることにしました。
‘‘読むこと’’というのは、私にとっては本を読むということではなくなったと感じています。
それは、映画や音楽、家族や友人と話すこと、それ自体は見ること、聞くこと、話すこととして成り立つものではありますが、読むこととしても置き換えられると思えました。
視覚や聴覚、嗅覚、触覚、そうした五感も読むことによって私の中では体験と経験が積み重なり、形成されてきたと感じます。
感じるがままに、読むことが少なくなってしまったことは今の私にとっての必要な言葉が私を支えてくれている、そう思ったからであります。
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