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[エッセイ]【‘‘届かないままに’’】

気持ちを分かり合うということについて、あれこれと思考を巡っていると、どれだけの思いが交錯したところで一点へと交わることはめったにないということを考えることがありました。
一言、二言で、関係性が崩れてしまい、崩れてからでは二度と修復出来ないのが人間関係というもので、関係性を築くということがどれだけ難しいことなのかがあまり実感が湧かずに気持ちが漂っているような感覚で日々過ごしているのではないかと思ったりします。
自分のことを理解出来るのは、自分でしかなく、家族や友人、恋人の存在というのは、孤独を埋め合わせてくれるかけがえのない存在だと私は思います。
そうしたことは、本や映画から学べるようなことではなく、学校や仕事などでしか、きっかけをつくることは出来るものではなく、支えになる存在が自分の中にいるということは当たり前だと決して思ってはいけなくて、そのこと自体は奇跡的なことなんだということをしっかりと噛み締めなければいけないことなんだということを思うようになりました。
人は、一人では生きてはいけないものであり、理解者の支えによって、自分の存在が成り立っているということをしっかりと肝に命じなければいけないことだと感じることがありました。
気持ちが届かずに途絶えてしまい、傷つくことは怖いし、悲しいものであり、それでもいつか届くことを信じていれば、誰かに届けられるものだと信じながら毎日を楽しく過ごそうと思うようになりました。

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