見出し画像

【‘‘知力を磨く’’】#6.

-#2.これからの‘‘読書の意義’’について考える-
[エッセイ]

読書をする目的とは、何かとか、なんで本を読むべきなのかということを今一度、考えることがありました。
本を読む理由は、人それぞれだと思いますし、情報収集として勉強の為だとか、物語の世界に浸って非日常を味わいたいなど、様々だと感じます。
私にとって、本を読む理由、目的とは何かと問われれば、色々と自問自答をしながらも、その答えは未だによく分かっていないところがあります。
前述の理由や目的ということも考えられると思いますが、私にとっての読書という営みはもっとも単純なものだと考えています。
それは、本を読むという行為そのものが、普段の生活スタイルと同等なものとして扱っているところがあるからです。
どういうことかと言いますと、読書という意味は、純粋に本を読むこと、この意識そのものを、例えば別のものに捉えてみたとします。
朝目覚めてから、洗面所で顔を洗い、歯を磨いて、朝食を食べて、テレビを点けて朝のニュース番組を見ながら、仕事の支度を済ませ、家を出て会社まで通勤し、会社に着くまでの合間の時間に本を読み、会社に到着してからは就業時間までしっかりと仕事をこなして、帰りも同様に合間に読書をして、ようやく家に着いてからは、夕飯とお風呂を済ましてから、家事をして、空いた時間にまた読書をしたり、Twitterやnoteなどをチェックしながらリラックスした状態で、ようやく寝て一日を終えるまでのルーティンの中に、無意識的に読書という営みは、こうした私自身の一日のスケジュールの中に組み込まれていたりします。
つまりは、読書という行為そのものが、完全に日常の習慣として習慣化されており、何故読書をしているのかと問われることがあるとしたら、それは単なる時間潰しによるものに近いような感覚だと思います。
合間の時間を使って、読書ではなく、気分的にTwitterやnoteをチェックすることもあるので、一概に固定化された時間にルーティンをこなしているというわけではありません。
ですが、読書というものは本を読んだ内容を知識や想像力を豊かにするメリットだけではないということに気付かされたことがあったりしました。
Twitterやnoteを利用して、読んだ本の中でも特に良かったと思った内容を簡潔にまとめ上げ、それを情報として色んな方々と共有化ができ、そこから拡散されることで様々な方々と交流できるきっかけにもなるということを実感しました。
読書というと、読書=本を読む、という意味合いだけではなく、読書から学び得た知見を通して、Twitterやnoteなどに記して拡散され、多くの方々に読まれるという流れにより、読書=書いたものを通して広く様々な方々に読まれ、交流の輪が広がり、かつより深い学びか得られるものだと感じました。
私にとっては、Twitterやnoteを始める前までは、読書でしか得られるものの認識というのは、浅いものだったと改めて痛感します。
そこから、読むことしかしてこなかった自分にとって、書くことというのは新しいチャレンジでもあったと思います。
読書の意義というものは、あまり深く考えて捉えるものでもないのではないかと考えられます。
読書論というものは、どうしても主観的な考え方として構築されるものだと考えられ、考え方を見つめ直してみると、難しいものだと深く思い込み過ぎなのではないかと思われます。
ただ、読書について深く真剣に考えてみることは決してマイナスではなく、あえて言えばプラスになることだと感じます。
読書を通して、内省を見つめることが出来るのは、書くことでしか方法はないと考えています。
ブレイン・ダンプ、ジャーナリングによっても、内省を見つめることは可能であります。
ですが、こうした本質的な読書や書くことが理解出来たのも最近のことでありました。
過去の自分を振り返ると、もっとああすれば良かったのになと、後悔したり、思い出す度に悔やむことも、しばしばあったりします。
ですが、そうした経験があるからこそ、今があるんだと思います。
読書やTwitter、noteなどが身の回りになければ、私自身はここまで成長出来なかっただろうなと感じます。
これまでに理解したことで言えば、読書や書くことの本質について、明確なゴールというものは存在しないということを実感しました。
目標があり、明確なゴールまでの道筋があり、その道筋に沿って少しずつでもいいから、一歩、一歩前進していくことが大切なことだと感じます。
ゴールまで、到達出来たと自分が納得すれば、そこで成長することはなく、そこまでの成長となります。
自分にとってのゴールというものに対して、はっきりとした地図があるわけではありませんが、私はこれから先もどれだけ時間と労力をかけてでも前進していきたいという願望があります。
遠回りしても、ルートに沿って、前進していけばいつかはゴールに到達出来る。
私の挑戦は、これから先も、まだまだ続くことだろうと感じます。
めげずに少しずつ、頑張っていこう、そう思いました。

よろしければ、サポートお願い致します。 頂きましたサポート資金は、クリエイターとしての活動資金として使わさせて頂きます。これからも、宜しくお願い致します。