意識高い系の言葉は心に響かない
院長です。
そういえば最近コテコテな意識高い系を見なくなった気がする。
日頃から仕事に対して無駄な感情を入れ込み、自己啓発書を読み漁り、休日はセミナーやらサロンのメンバーと交流する。
そんなコテコテな意識高い系を見なくなった。
なぜだろう?
俺の予想ではまず、一時期ブームだったビジネス系インフルエンサー界隈がオワコン化しつつあるからではなかろうか。
それと、養分たちも気づいてしまったのではないか。
「こんな活動してても何も変わらない」という現実に。
自己啓発本を読むと瞬間的に凄いパワーが湧いて来るが、そんなモノはまやかしであり現実は「本を一冊読んだ」に過ぎない。
オンラインサロンでハイスペックでハイブリッドな人達と交流を持ったところで、自分が凄くなった訳じゃない。
セミナー行っっても単に「ソレっぽい人から上からモノを言われた」だけ、翌朝からは今までと同じような日々が始まる。
これらの現実に気付いて脱養分していく意識高い系が増えているのではなかろうか。
俺は3年くらい前に実際に意識高い系の人と関わったことがある。
誰かのブログにあった言葉を借りるが、コピペみたいな人だった。
発言がインフルエンサーや有名人といった「他人の言葉」の引用なため「○○さんが言ってた」となる。
自分の生きた言葉で話せない、自分の意見がないという印象を受けた。
他人の言葉を使うのが悪いわけじゃない。
他人から取り入れた言葉を自分なりに理解して使わずにただコピペのように丸投げするからダメなんだ。
なぜこのようなことが起こるのか?
彼らは「何を言っているか」ではなく「誰が言っているか」で判断するからだ。
彼らは言葉の内容を吟味せずに知名度や権威がある人間の言葉は無条件に「名言」として賞賛し、あたかも自分の言葉のように使いまわす。
ではなぜ自分の言葉で話すことが出来ないのか?
自分の意見がないからだ。
なぜ自分の意見がないのか?
日頃から他力本願で事大主義、知名度や権威に弱いから。
他人の知名度や権威が自分にも使えると勘違いしているから他人の言葉を搔き集めて武装する。
「~さんが言ってた」とドヤったところで「で、君はどう思うの?」で終わりだ。
大人なんだから自分の頭で考えて、自分の意見を持った方が良い。
そんな張りぼての鎧でマウント無双が出来るのは何も知らないガキと何も考えてないバカだけだ。
意識高い系は自分の意見がないから自分の言葉で話すことができずコピペみたいな言動になりがちだなと思う。
自分の言葉で話してない、言霊がないから心に響かないのではないかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?