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幸せを感じるために必要なもの

愛されているを感じるためには、愛されていないを感じることが不可欠だ。全ては陰陽、裏表、プラスマイナス、二つセットで切り離せない。だから幸せを感じるためには、不幸を感じることが不可欠だ。あるを感じるためには、ないを感じることが不可欠だ。この基本を外れて物事を見ると、真理からも外れることとなる。


もうじき次男は思春期を迎える。あと半年なのか1年なのか2年なのか分からないけれど、カウントダウンが私の中で始まった。私にとても優しい次男。私が家に帰れば、家から飛び出してきて車の周りにまとわりつく。以前であれば「あぶないなー」と思うくらいだったが、残された時間の少なさを実感する今は、有り難さに涙が出る。幸せの涙。なんて愛情を持ってくれているんだろう。なんて愛らしいんだろう。なんて私は恵まれていて、幸せなんだろう。いつも優しい次男が、思春期を迎えたら、ガラリと態度が変わったりするのだろうか。起きる前に憂いても仕方なく、今はこの幸せを噛みしめるしかない。


人生で嫌なことが起こるのは避けられない。なぜなら人生は、愛を思い出すゲームみたいなものだからだ。つまり、『嫌なこと、カワイクないこと、愛のないコト』そういったものは幸せで満ち足りた人生には不可欠で、排除することはできない。もっと言えば、人は幸せを感じるために、進んで幸せでないこと探しをする。これはなんならお母さんのお腹の中からしていることだ。それはもうデフォルトなので、それ込みで人生を俯瞰して観ていて欲しい。

ただポイントが一つある。あなたを今不安にさせていることは、あなたの安心安全を脅かすレベルのもの?それとも、あなたが幸せを感じるための反対要素を持つただの材料?前者であるならば、安心安全なレベルまで持っていくことはオススメする。後者であるならば、排除せず俯瞰すればいい。そして陰陽どちらも深く味わうのがオススメだ。幸せで満ち足りた人生を望むならばという条件のもとに。


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