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死産後に救いを求めて読んだ本

今回のことがあって、本を何冊か読みました。
受け入れるための考え方が欲しかった辛いこの気持ちを救って欲しかった。

どう考えれば、受け入れて、また立ち上がることができるんだろうか。そんなことを考えて。

ここでは、読んで良かった本を紹介します。


ママのおなかをえらんできたよ。

著者は池川クリニックの院長、池川明先生。
胎内記憶、誕生記憶について研究を進める産婦人科医です。
2004年初版発行。

この本では、胎内記憶「ママのおなかに入る前の記憶」がある子どもたちから話を聞いた内容がまとめられていました。
おなかに入る前はどんなところにいたか、
お母さん、お父さんをどう選んできたのか、
ということが、子どもの口から話されていました。

おなかに入る前の世界があるかもしれないこと、
子どもは親を選んできているかもしれないこと、
なんとなく、本当にそんなことがあるのかもしれないな、と思うことができました。



おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと

池川先生の2冊目。2002年初版。
上記の「ママのおなかをえらんできたよ。」より先に発行された本です。
胎内記憶の話が中心の本です。
2冊合わせて読むことで、より一層、胎内記憶について、おなかに入る前の世界について、そういう世界があるかもしれない、と思うことができたと思います。



ママ、さようなら。ありがとう。天使になった赤ちゃんからのメッセージ

池川先生著の3冊目。2008年初版。
この本が特に好きです。温かいです。

流産や死産をどう捉えれがいいのか。流産や死産にいたる「意味」を、あかちゃんが知っているのではないか。という考えで作られた本です。
経験されたお母さんがあかちゃんから受け取ったメッセージの、エピソードが書かれています。

信じるか、信じないは、人それぞれですが、私は、素敵だなっと思いました。
私たちのこの子は、何を伝えようとしてくれたのかな、と考えことができました。考えてみると、いろいろとメッセージが届いて、繋がりを感じることができたと思います。ちゃんと受け取れているかしら。受け取れていたらいいなぁ。



ごめんね。ありがとう。〜産まれることができなかった赤ちゃんから届いたメッセージ〜

子どもたちは、とても美しくて、広くて、優しい、心を持っている。流産、死産のエピソードで泣きました。それでもなんだか温かい気持ちが残りました。

上記の池川明先生の本「おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと」「ママのおなかをえらんできたよ。」を参考に書かれたお話。
なかむらみつる(326)さんのイラスト1つ1つが温かく、伝わってくるものがありました。お話の数は少ないですが、多分いちばん泣いた本です。タイミングもあったかもしれませんが。



天国郵便局より〜おとうさん、おかあさんへ〜

3月初旬に読みました。
心温まるお手紙です。もう感情のまま大泣きすることはなくなりましたが、ぐるぐると同じことを考えてしまう時はある。そんな時こそ繰り返し繰り返し、この本を読もうと思いました。

著者は、さめじまボンディングクリニック院長の鮫島浩二先生。あとがきを読み、共感が多くて、優しい人なんだろうな、っと思いました。
松倉香子さんの絵も優しくて、本、全体が優しさに包まれている本です。


何度も泣きました。泣きながら、休み休み、読み進めました。本を読んで、おなかに入る前の世界があって、今回のことに意味があるとしたら、メッセージを受け取りたいと思いました。何を伝えたかったのかな、と考え始めた頃から、現実を見ることができたと思っています。寂しいし悲しいけど、今もお空で楽しく過ごしていることを願っています。

今は、「ともに生きる〜たとえ産声をあげなくとも〜」を読んでいます。noteもTwitterもそうですが、経験されている方の話は、共感と学びがあります。辛いこの気持ちに共感があることに救われます。
この本のことは、また読み終わったら、書きたいと思います。


読んでいただきありがとうございます!支えられてます!