見出し画像

「思い出す」のスキルアップ①

幼いお子さん、
特に発達障害のお子さんが
どうしても難しいのは
過去にあったことを
より正確に話すこと。

例えば、友だちと何かトラブルが
起こった時、
周囲の大人は「事情聴取」する訳ですが、
この「思い出す」行為自体が
発達障害のお子さんは
非常に苦手なのです。

だからこそ、
真実がうやむやになってしまうことって
結構ありますよね。

特に、不利益を被ったとしても
その「不利益」自体に無頓着な
お子さんもいらっしゃる訳ですから。


ママさんたちとしては
この「思い出す」ということを
訓練にも似た特訓で
何とかしようとしてしまいがちです。

みなさん、どのようなことを
なさっているかというと、
毎日夜に「その日の出来事」を
お子さんに質問する、ということを
なさっています。

そういえば、どこかでみましたが
「今日、何をしたの?」と質問するより
「今日の給食、何が出たの?」など
より具体的な質問にすると
お子さんが答えやすいようです。

確かにそのことも
よく分かりますし、より答えやすい理由も
十分に理解できます。

それでもなお、お子さんたちは、
この「思い出す」ということが
非常に難しいのです。

もしかしたら、
お子さんの中には
その「夜の儀式」が苦痛で苦痛で
仕方がない、というお子さんも
いらっしゃるでしょう。


この「思い出す」行為の
スキルアップを図るには
どうすればよいのか?と
いうことについて
今回と次回で2回に分けて
一緒に考えていきましょう。


それをするにはまず、
あなたが「おうち療育」を
知る必要があります。

発達障害のお子さんの子育ては
私たちが受けてきた育児と
180度も違うからです。

ママさん向けには7日間、
指導者・支援者様向けには9日間の
無料メール講座をご用意しております。

まずは、無料で存分に学んでくださいね。

以下より詳細ページに移動できます。


それでは、今日も
よろしくお願いします。


1.思い出せない理由

過去の出来事をお子さんが
思い出せない、または
思い出しづらいのは、
主に以下の理由からだろうと
私は自分の経験上から考えています。


この話を進めるにあたり、
「チェスト(たんす)」を使って
説明していきます。

ここから先は

1,800字 / 2画像

¥ 300

最後までお読みいただきましてどうもありがとうございます。いただいたサポートは、発達障害の育児である「おうち療育」を広めるために活用させていただきます。