【合格小論文03】他の受験生と差がつく序論の書き方
あなたが志望校合格を目指すのであれば「ただ書けば良い」という小論文では、あまりにも頼りなさすぎます。
では、自分の主張を強く持って、それを小論文に書けば良いのか、というとそれだけでもありませんし、そもそも他の受験生はあなたと同じような志を持っているからこそ差がつきづらくなってしまいます。
そこで、私があなたにもご提案したいのは「差がつく序論の書き方」です。
これまで、私がレッスンをさせていただいた全ての受験生が、100%同じ形式の序論を書いています。
そして、その序論は残念なことに、序論としての役割を果たしてはいるものの、序論として引き立っていないのです。
つまり、序論で書いたことを本論や結論でまた違った言葉で論じてしまうのです。
これでは、序論が死んでしまいます。
序論が「序論」としての役割をしっかりと成せるように書くこと。
当たり前のことではありますが、これを成功させることは至難の技だということを心得てください。
そして、あなたが序論を序論として生かしながら、他の受験生と差がつく小論文の書き方をこれから簡潔にお伝えしていきます。
合格率90%以上の小論文の極意をどんどん身につけていきましょう。
今回は、ある大学の過去問題をもとにした、合格小論文の模範解答のファイルを用意しています。
1.序論で差をつける重要性
先ほども申し上げましたが、あなたが小論文に書こうとしているあなたの意思と他の受験生の意思とでは、大きな差がありません。
例えば、教育学部で幼児教育科の合格をあなたが目指しているとしたらどうでしょう。
あなたの友人もあなたと同じ、または同じような高い志がありますよね。
そうなると、小論文採点者は「同じ」だとみなしてしまう可能性が高いのです。なぜなら、採点者は何十人、何百人もの小論文を目にしてきているのですから・・・。
そのような中で、受験生のみなさんが序論に書いてくることを想像してみましょう。
こちらの課題に対して、あなたは序論の書き出しをどう書きますか?
ちょっと考えてみてから、この先を読んでください。
次に、他の受験生なら、というよりも、他の序論の書き出しもいくつか考えてみてください。
・・・というとどうでしょう。
なかなか「違う」序論の書き出しにする、ということが難しくありませんか?
つまり、誰もが序論の書き出しに与えられたテーマをそっくりそのまま持ってくるのです。
どうでしょう。
あなたの書き出しもこういう書き出しを考えたのではないでしょうか。
これでは、他の受験生と差がつく序論を書くことができなくて当然ですよね。
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