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元教員の私がおうち療育に辿りつた経緯

以下の記事にコメントをくださった方が
私が今の仕事に就いた経緯について
ご興味をもってくださったので
今日はそのことについて
書いてみようと思います。


1.教職を辞してから次の退職まで

私の場合、
辞めてすぐに起業したわけではなく、
応用行動分析の療育を学ぶために
療育機関で働いていました。

その場所で長く仕事をしようと
思っていたのですが、
1年も働かずに退職しました。

理由は簡単で、
そこでの就業スタイルが
私の私生活にマッチしていなかったのです。

そのため、
その療育機関に勤務していた時は、
私が小学校で担任をしていた時以上に
家庭、というか我が子たちに
負担を強いる結果になっていました。

もちろん、
療育機関のスタッフの方も
私の育児にある程度の理解を示して
くださってはいたのですが、
実際の勤務条件を考えると
辞めるべきだと思ったのです。

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2.退職後に考えたこと

退職を決めてから
私はまた就職先を探していました。

まだ療育に関わりたかったのです。


当時、私の子どもたちは5歳と2歳。

子どもたちへの負担を考えると
平日の日中に仕事ができる
療育機関が良いと思っていました。

正社員で働く選択もありましたが、
療育機関は、土日祝日も開所するのが
一般的です。

そうなると、
正社員ではなくパートで働くスタイルが
私にはあっているかもしれないと
思えてきました。


でも、私の心の中には
「そこまでして『雇われる』必要があるのか」
という疑問があったのです。

私のこれまでの経験を考えると
パートスタッフでは
正直持て余してしまうだろうと
思ったんですよね。

しかも、
私が勤められそうな療育機関は
自宅近くにはなくて
通勤時間も1時間以上でした。


そんな時、
「自分で教室を開こう!」と
考えたんです。

小学生までのお子さんが
個別の療育を受けられる、
そんな療育の教室を。


小学生になると、
療育自体がほとんどなくなってしまいます。

小学校では、
小学校に入学してから
療育の必要性に気がつくケースもあります。

そのニーズを満たすために、
私は個別で療育を受けられる
教室を開いたのです。

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3.地域から世界へ。

集客の仕方もわからないまま、
私は開業しました。

ネットで情報を流したり
ポスティングしてみたり
考えつくことは試してみました。

その結果、
私の教室には5名のお子さんが
集まってくださいました💕

これは、とっても嬉しいことでした。

だからこそ、
私に何かできることはないかと思い、
ネット集客を学ぼうとしたのです。

私のような無形ビジネスの集客法や
私ができることを発掘してもらえそうな、
そんなビジネスの塾に
およそ1年間通いました。

その結果、
私は「10分間おうち療育」という、
ママさん向けの育児コンサルタント業に
出会うことができました。
商標登録もさせていただきました)


「10分間おうち療育」は、
もともとオンラインでできるような
システムにしていたので、
日本全国からはもちろん、
海外からもお問い合わせをいただきまして、
今でもお客様とはコミュニケーションを
させていただいております。

リアルでお目にかかった方も
もちろんいらっしゃるのですが、
多くのお客様はパソコンを介しての
ビデオ通話でのお話です。

そのため、
これまでは地域の子どもたちのためだけの
小さな教室でしたが、
今では全国各地にお客様がいらっしゃるし、
ママさんご自身のサポートも、
そしてお子さんのサポートも
両方をこなすことができています💕


さらに、
私は学校の仕事にも就いていますので
学校の先生のサポートはもちろん、
お子さんのサポートもしています。


子ども−保護者−指導者

この3つの立場の人々の
架け橋役を今の私が担っていること。


私自身としては
ものすごく尊い感じがします。

今までの私は、
発達障害のお子さんの代弁者を
目指してきました。

でも、私にできることは
それだけじゃないなって
今、この記事を書いていて気付きました。

私は、お子さん、保護者様、
そして先生などの指導者や支援者の方、
この三者の代弁者になれるんだって
そう確信できました。


今から心を改めます。


今日も最後までお読みいただきまして
どうもありがとうございました。

ご感想やご意見などがございましたら
コメント欄にお願いいたします。

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