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符号と記号とは


頭の中の考えを相手に伝えるには、相手も同じように考える表現が必要です。

記号

人の場合は、文字という記号を使って情報を表現します。
日本語の場合、例えば「りんご」を伝えようとするなら「り」「ん」「ご」それぞれの文字を順に並べます。それぞれの文字に「りんご」の意味はありませんが、並べたものに意味付けしています。
文字の他にも、交通信号機の「緑なら進んでヨシ」や非常口の印も色や図に意味付けしているので記号です。

符号

符号とは、記号を別の記号へ変換する規則です。
日本語を使う人であれば漢字、ひらがな、カタカナ、数字などを使い情報を表現しますが、コンピュータは2種類の記号を組み合わせて情報を表現します。そこで、2種類の符号のパターンにひらがななどの文字を対応付けて情報を取り込みます。この割り当ての決まりを「文字コード」といい、変換する処理を「符号化」と言います。
文字コードにはUTF-8やシフトJISなどありますが、変換するときに文字コードが違うと文字が正しく表示されず、いわゆる「文字化け」ということになります。

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