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人生のトロコン「ラジオ投資」

 その昔、大学卒業間際で就職前夜の2ヶ月間の自由な時間を使って、友人とラジオ動画の作成配信を行った。
「やんやんいうて寝せんのよ」と題した素人ラジオ番組で、全13回(+α)ほど作成し、当時全盛を誇っていたニコニコ動画にアップロードするも一切の伸びもバズりも発生することなく幕を閉じた。

(最近、YouTubeにてリマスター版を配信した)

 
 「何かがやりたい」という表現欲求と、自分には特別なセンスや才能があるのではないかという自己陶酔と承認欲求、若さ故のモチベーションに突き動かされ衝動的に行ったラジオ活動だった。
 結果は世間に見向きもされずに終わったわけだが、自分の中ではそれまでにない確かな充足感と達成感を感じた2ヶ月間であり、その後の人生に少なからず影響を与えている。

 あれから15年の時が経ち、今年(2024年)にラジオ活動を再開した。今回は誰かに自分を発信したい、自分の承認欲求を満たしたい、といった理由でラジオをやるのではなく(全くないわけではないが・・・)未来の自分が聴き返す為のラジオとして始めている。

 つまり、老後の自分に向けた投資、「ラジオ投資」なのである。
平たく言えば日記の延長線みたいなものなのだ。自分の人生の歴史を楽しめるのは他ならぬ自分自身だし、死ぬ間際の走馬灯をより詳細にまとめる為にもラジオで残しておこうという意味合いである。

だが、1人でやるには心許なく、後から聴き返すのがあまりにも辛いので、やん寝せのメンバーを再招集し、オンライン上でラジオ収録を行なっている。

まぁ完全に自分のエゴで再開しているラジオ活動なのだが、YouTubeに投稿することで、いつか誰かの目に(耳に)とまることもあるかもしれない。もしかしたらチャンネル登録者数が増えて収益化して、副業としての投資に成功するかもしれない。

そんな淡い期待を持ったりもしている。(現在、チャンネル登録者数は7人だが)

(チャンネル登録、いいね!お待ちしています。)


 それと、しばらく直接話をしていなかった学生の頃からの友人達と話をする、議論するといった事はとても有意義だ。身の回りの知り合いや、家族、職場の人間とだけ話をしていると、どうしても視野が狭くなってしまうし、自分の会話欲求が満たされない事がある。

コミュ力お化けな人ならば、いろんなジャンルの友人を作って能動的にコミュニケーションを発揮する事が出来るのだろうが、いかんせん私はコミュ症(というより他人がめんどくさい病)であるという矛盾を抱えている為、学生の頃からの数少ない友人は非常に貴重だ。それぞれ住む場所も、生きている環境も、会社も趣味も全然違う友人の話を聞く、意見をぶつけ合うというのは非常に面白い。

出来る事ならば、自身の心の負荷に耐えうる範囲で(コミュ症が出来る範囲で)このラジオの輪を広げて、人生を豊かにしていきたい。

そういった意味でも「ラジオは投資」なのである。

2024年は「ラジオ活動を再開する」というトロフィーを獲得した。


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