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単身者用の賃貸物件に求められる仕組みづくりに関して

単身者用の賃貸物件は、高齢者になると契約しづらいという話を聞いた。
孤独死すると事故物件になるリスクがあるからだ。
しかし、東京一極集中+未婚率の増加は、いずれ単身高齢者を大量に生み出すだろう。

そこで今後の物件に求められる仕組みづくりを考えてみた。
まずは、契約者の状態監視について。
これはシンプルに、住人が部屋の中で死亡してしまうリスクを抑える提案だ。

健康状態に関してはカメラでの監視が手っ取り早いが、プライバシーの問題があるため、別の方法を考えたい。

  • 人感センサー

  • 臭気センサー

上記のように流出しても問題になりづらいデータを集めるのが良いだろう。
ホントはウェアブル端末で健康状態をモニタリングするのが一番だが、装着する煩わしさがある。
(Watch Meみたいな身体埋込タイプが理想)

ただ、住居者の健康状態を監視するだけとなると、恐ろしく無機質な感覚を覚える。
部屋自体が住んでいる人間の生存確認をする場所になっているからだ。

個人的には、ペット用のロボットを常備させ、話をすることで管理人に無事を伝えるのが一番無難な気もする。
LOVOTやロボホン、AIBOのような愛玩用ロボットが単身者の状態監視を行うのだ。
毎日の挨拶やちょっとした会話だけでも、利用者の安否確認になる。
そして、異変に気づいたら管理人に報告及び、119番通報できれば家を貸す側のリスクを低減できるだろう。

今後、ペット用ロボットは都会で動物を飼いたい人の需要を埋める存在になることは間違いない。
個人で時間を潰せる時代になっても人の孤独を埋める存在は必要だからだ。
ロボットの活躍の場はアイデア次第で広がるだろうし、人の助けになると思う。


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