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VALORANT 3DCG

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VALORANTの3DCG制作関連を書いています。
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#フラグムービー

VALORANTのフル3Dモンタージュ 敵キャラクター作成

今回はキルをしたときの敵キャラクターの設定方法です。 基本的にはキャラクターアニメーションになりますので、軽く紹介程度にしたいと思います。 アニメーションの設定敵のアニメーションなので、相手の動き次第で設定方法も大きく異なります。 前後左右(必要であれば斜め)、しゃがみ、ジャンプ、デスアニメーションがあればいいのでそれぞれのキャラでFBXとして出しておくとヨイと思います。 完全にシーンを再現するとなると大変ですが それっぽーく見せるのは難しくないので、実際の映像と照らし合

VALORANTのフル3Dモンタージュ 排莢アニメーション

今回は排莢アニメーションの設定です! 基本的にはマズルフラッシュの項目と似たようなものですが、排莢のアニメーション自体のパーティクルシステムを構成する必要があります。 用意するものUnreal Engine 無料もしくは有料アセット 排莢とは?通常、銃を撃つと薬莢と言われるものが銃から排出されます。 先端の部分には銃弾があり、その銃弾を飛ばすための火薬なんかがこの中に入っていて、その後ろに衝撃を与えることで銃弾が飛ぶ。 そしてその飛んだあと、空になったこの入れ物が薬莢

VALORANTのフル3Dモンタージュ 3D視点データの作成

今回は3Dで視点のデータを作成する方法です! これが1番の鬼門です!頑張りましょう! このデータを作成し、Unreal Engineにインポートするまでこの記事で解説します。 視点データを作成視点の元となるデータを用意する 元となる動画を用意しましょう。 もちろん大会の動画以外、自分で撮影したもの、配信の動画などでも大丈夫です。 今回は自分のプレイ動画を使います。 この記事はリポストすることで割引価格で購入することができます!

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VALORANTのフル3Dモンタージュ UnrealEngine準備

UnrealEngineを使おう今回からUE編です。 前に出したキャラクターと、マテリアル、アニメーションの調整をします。 blenderや他のCGソフトでも作れます。 というかそっちのほうが最終的にはキレイな画質になりますので、最高画質で動画作りてえ!!!!って人はそっちのほうがいいかもです。 UnrealEngineを使う理由 じゃあなんでUEを使うかというとめちゃくちゃ軽いからです。 他の3DCGソフトではレンダリングに時間がかかります、その分しっかり演算してくれて

VALORANTのフル3Dモンタージュ 概要 #01

前の記事で簡単に書いた流れの中で、技術的~な話をしてみようかなと。 あ、How to的なアレではないですので、参考になるかは人によると思います。 必要なこと さて、完全に3Dでシーンを構成する上で、いくつかの要素があります。 元となるシーン カメラのトラッキングデータ キャラクターの3Dデータ キャラクターのアニメーションデータ 一人称視点の3Dデータ マップの3Dデータ マテリアル関連 マズルフラッシュ、排莢などのアニメーション 後はお好みでマップにオ