NASA、ISS民間宇宙飛行士ミッション2件の提案を要請(spacenews翻訳9/15)
Ax-1のドッキング
パリ - NASAは、2023年と2024年の2回の国際宇宙ステーションへの民間宇宙飛行士ミッションの提案を求めており、そのようなミッションは元NASAの宇宙飛行士が指揮をとるという要件を実施しています。
NASAは9月14日、宇宙ステーションへの第3、第4の民間宇宙飛行士ミッション（PAM）の提案を求めており、提案の期限は10月27日であると発表しました。ISSのスケジュールにもよるが、1回は2023年後半から2024年中頃、もう1回は2024年後半に飛行する予定です。
最初のPAMは、アクシオム・スペース社によるAx-1ミッションで、4月にISSに到着しました。
NASAは、昨年12月にアクシオム社を2番目のPAMであるAx-2ミッションに選定し、8月31日にそのミッションの契約を最終的に締結しています。Ax-2は、スペースXのクルー・ドラゴン宇宙船で2023年の第2四半期に打ち上げられる予定です。
NASAの低軌道商業化戦略の一環として、ISSの後継となる将来の商業宇宙ステーションのための経験を蓄積するために、NASAは毎年2回まで、それぞれ2週間までのISSへの民間ミッションを許可する予定です。
ジョンソン宇宙センターでNASAの商業LEO開発プログラムのマネージャーを務めるアンジェラ・ハート氏は、「これらは、産業界にとって、将来の商業用地球低軌道目的地でのクルーの選定、訓練、管理に必要な重要な経験を得るだけでなく、新しい科学パートナーや将来の商業パートナーと協力し、この非伝統的市場を拡大するユニークな機会を提供します」と当局の声明で述べています。
NASAは昨年、2回目のPAMと同時に3回目のPAMの提案を求めていました。NASAは、2番目のPAMではアクシオム・スペース社（提案を提出した唯一の企業）を選びましたが、3番目のPAMではアクシオム社ともう1社のシャトルIOテクノロジー社の提案を低評価で拒否しました。
NASAは当時、3番目のPAMについては、初期ミッションの経験を取り入れた後、後日提案を求めると述べています。
今回の提案募集は、8月1日の規制当局への提出書類で開示された、民間宇宙飛行士ミッションは元NASAの宇宙飛行士が率いるというNASAの計画も確認するものです。
「NASAの元宇宙飛行士は、飛行前の準備からミッションの実行まで、民間宇宙飛行士に経験豊かな指導を行う」とNASAは申請書で述べていますが、当時はまだこの要件が確定していなかったと指摘しています。
PAMの募集に応じる企業は、ミッションの指揮官とその経験に関する情報を最大10ページまで提供することが求められます。
それには、「元NASA（米国）飛行政府宇宙飛行士 」で、主要技術や運用、「乗組員間の調和とまとまりのある関係の維持」に経験があることが含まれます。
NASAはまた、提案された指揮官をNASA時代から知っているフライトオペレーション本部の以前の上司や管理職からの推薦状を3通要求しています。
NASAはまた、民間宇宙飛行士による宇宙遊泳を行おうとするミッションの提案は、「許可されたものとはみなされない」と調達に記しています。
民間ミッションでの宇宙遊泳を積極的に検討していた企業があったのかどうかは不明です。
6月に発表されたNASAからの宇宙服開発賞2つのうちの1つを獲得したアクシオム・スペースは、当時、宇宙遊泳に興味のある顧客がいると述べたが、それがPAMフライトか、同社の後の商業宇宙ステーションになるかは明言しませんでした。
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