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アブラハム・イスラエル⑥One step at a time

二千年以上も読み継がれている史上最長のロングセラー、バイブル。
どんな内容なのか興味ありませんか?英語で一節づつ紹介しています。
貴方なりの解釈で読み解いてください。

サブタイトルは「嫁探し。。。」⑤からの続きです。

今年はうるう年、昨日は4年に一度しか巡ってこない2月29日でした。
西洋の言い伝えではこの2月29日が唯一、女性が男性にプロポーズが許されている日なのだとか。。当然のことながら2千年以上も前のアブラハムの時代の婚姻の成立も今のように自由にはとりしきられていませんでした。

命を救われた一人息子のアイザックも立派な成人となり、アブラハムからアイザックへと世代の交代が行われようとしています。然しながらアイザックにはまだ嫁がおりません。長く転々と旅を続けてきたアブラハムにとって、やはり自分の出身地からアイザックのお嫁さんを嫁に迎えることはできないかと、嫁探しの旅を召使に命じます。

アブラハムの要望を充分聞き入れた家来は長い旅路に出向きます。いよいよ目的地に近づいてきたところで、大きな井戸を家来は見つけます。ラクダと共に一休みをしていると数名の女性達が井戸に向かって歩いてきます。彼はなんとかアイザックに相応しい女性が現れますようにとここでひざまずいてお祈りを始めます。

Lord, give me success today and keep your promise to my master. Here I am at the well where the young women of the city will be coming to get water.  I will say to one of them, ‘Please, lower your jar and let me have a drink.’ If she says, ‘Drink, and I will also bring water for your camels,’ may she be the one that you have chosen for your servant Isaac. If this happens, I will know that you have kept your promise to my master.” Genesis 24: 12-14 GNT
**Well: 井戸のこと

彼のお祈りが終わらぬうちに一人の女性が井戸にたどり着き、水を汲み始めます。私にも水を汲んでいただけますか、っと家来に対し、その女性レベッカは「どうぞ」と優しく差し出し、ラクダもさぞかし喉が渇いているでしょうとすかさず水を差しだします。つまりお祈りの通りにレベッカが対応したのです!

お礼にと家来はアブラハムから預って来た金の指輪をレベッカに差し出し、今晩このCamel達と滞在することはできるかどうかと思い切って尋ねます。ことの次第を告げにレベッカは自宅まで駆け戻ります。話を聞きつけたレベッカの兄は大急ぎで井戸に戻りアブラハムの家来にこう告げます。

“Come home with me. You are a man whom the Lord has blessed. Why are you standing out here? I have a room ready for you in my house, and there is a place for your camels.”  Genesis 24:31 GNT

宴の席を設けてもらった家来は嫁探しのミッション、これまでの長い道のり、井戸でのお祈りのことなどをレベッカの父・兄に告げると、

“Since this matter comes from the Lord, it is not for us to make a decision. Here is Rebecca; take her and go. Let her become the wife of your master's son, as the Lord himself has said.” Genesis 24: 50-51 GNT

そしてレベッカもこの家来についてアブラハム・アイザックの元へと旅立つ決心をするのです。

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