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随想好日 第二十七話『公認会計士気質と揶揄される国の"ピカソ"が大阪に来る』

マティスやジャコメッティもお伴で来るのだね。
ピカソだけで35作品。全部で九十数点。これは楽しみだワネ。
ベルクグリューン美術館といえば、わたしがここで書いた小説「 凍 裂 」の舞台になったベルリンの美術館であり、ベルリン市内の西側シュプレー川からも近かったはずなのだわ。フンボルトフォーラムを中心に見ると北西だよね。
 概ね、三カ月半にわたっての会期。
これは楽しみです。
 わたしね、ピカソってわからないのです。正直に申し上げて困るのです。
けして嫌いではありません。むしろ好きなのですが、難しいのです。
 難解なのですよ。
 だってね、あの画を言葉で表現しようとしたときに、適切に表現できる言葉って存在しますか ?
可視制限を抱えた人たちに、あの画を言葉で表現しようとすると難しいよね
スペインはバルセロナのピカソ美術館は何度となく行きました。結構、コースに入っていることが多かったからね。
 でもね、やっぱ難しかった記憶が勝っている。
 今回は、少し勉強してから行ってみたいなぁ。

世一

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