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あれは3年前、2020年10月。高校3年生だったころ。わたしは、人生の岐路に立たされていたんだと…
そうやって、わたしは必死に空白をかき集めていた。そのことに気づいたころには、もう何もかも…
夢にまで見た一人暮らし、環境が変われば自分も勝手に変われるなんて、どうして信じていたので…
希死念慮は、交際していた彼女と別れた昨年の3月から、たびたび心に現れるようになっていた。…
時は遡って2022年10月、大学2年生の後期のこと、来年次配属されるゼミの選考が始まろうとして…