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アズテック調査コラム

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アズテックより特許情報や調査分析に関するコラムを配信しています。 当コラムでは、特許調査や技術分析に強みを持つ調査会社として皆様 のお役に立てるような情報を配信していきます。 …
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#特許

(ショートレポート)「ペロブスカイト太陽電池」の特許出願動向調査

1. 調査背景 我が国における中長期的なエネルギー政策の方向性を示すために作成されている…

サーチャーのための中国国家知識産権局(CNIPA)の使い方

1. はじめに 世界には160以上の「特許に関する庁」というものが存在します。各庁はそれぞ…

治療用アプリ関連特許

1. はじめに 「治療用アプリ」(注:「治療アプリ®」はCureAppの登録商標)は、医師の処…

Aztec Trend Report(アズレポ)販売開始のお知らせ

 この度、近年の注目トレンドの技術分野について、手軽に活用可能なリストの中から選んで購入…

中国語原文の調査方法

1. はじめに 中国経済の発展により、中国企業による知的財産活動も増大しています。WIPOの…

(ショートレポート)電動アシスト自転車用ドライブユニット特許出願動向調査

1. 調査背景 日本の電動アシスト自転車は、シティサイクル(通称:ママチャリ)に電動アシス…

ベンチャーにおける特許調査

1. はじめに 2023年6月の経済産業省の「大学発ベンチャーの実態などに関する調査」*1では、研究成果型のベンチャーが約6割を占めていること、正社員数が5人未満の企業が5割近くを占めていること、資本金1億円未満の企業が大半を占めていることなどが報告されています。このことから大学発のベンチャーは、研究成果を活用し、限られた資金と人材で起業していることが窺えます。今回のコラムでは、私自身の大学発バイオベンチャーでの研究開発職での体験を踏まえ、ベンチャーにおける特許調査について考

(ショートレポート)「高温ガス炉」の特許出願動向調査

1. 調査背景 カーボンニュートラルを実現しようとした場合、二酸化炭素の排出量が火力発電…

サーチャーのための世界知的所有権機関(WIPO)の使い方

1. はじめに 世界には160以上の「特許に関する庁」というものが存在します。各庁はそれぞ…

欧州単一特許制度と調査における留意点

1. はじめに 2023年6月1日に、統一特許裁判所協定(UPC協定)が発効し、欧州単一効特許と…

データベースとしてのJ-PlatPat

1. はじめに 昨今では、民間が運営する特許のデータベースが多数あり、特許調査を行う人の…

中国出願制度の特徴及び中国調査ツール

1. はじめに 中国特許を調査するには、中国の特許の制度への理解が重要である。当方は日本…

セキュリティ対策のための意識作り

1. はじめに 以前のコラム「アズテックの情報セキュリティ体制」では会社のセキュリティ体…

サーチャーのための欧州特許庁(EPO)の使い方

1. はじめに 世界には160以上の「特許に関する庁」というものが存在します。各庁はそれぞれ専用のホームページを持っていることが多いですが、海外の特許庁のホームページを訪問することにハードルを感じている方も少なくないのではないでしょうか?そこで、本コラムシリーズでは、初心者でも海外の特許庁をできる限り簡単に使える方法を追究していきます。  今回は欧州特許庁を取り上げます。 2. 欧州特許庁(EPO)の構成・特徴 欧州特許庁(European Patent Office、略